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いろいろ選択があるなかで、副業でしか経験できないこと。

副業を始める理由は様々だと思います。給料が下がった、残業が減って困った、急にお金が必要になったなど、収入を増やしたいという背景から始めることは多いでしょう。僕の周りにも何人かいます。

他にも、趣味を充実させたいとか、子育てが一段落したので、余裕ができた時間を有効に使いたいなど、必ずしも収入を目的にしないこともあるでしょう。

僕の場合は、人生を豊にするために副業をすることにしました。少し大袈裟かもしれませんが、100年人生と言われる中で、セカンドライフをどう過ごすかを考えたのです。

無収入でも暮らしていけるために、60歳、65歳(今後どうなるかわからない)の定年まで、稼げるだけ稼ぐ生き方もあるだろうけど、それは現在を犠牲にした方法に感じました。また、どれくらい稼げば安心できるのか、いつ死ぬかわからないので、正確に見積もることも難しい。安心するための保険をかけ続けることになりそうだと思いました。

そうであれば、最低限暮らしていける収入を、細く長く続けた方がよいなと思ったのです。しかも、好きなことで、好きな人たちと、ストレスなくが理想。そう思って、自分の得意なことをマネタイズできるまでに磨こうと副業を始めました。ありがたいことに、勤めている会社は副業を認めてくれています。

始めるにあたって、副業先輩の話も聞きました。副業紹介サイトというものが沢山あることも知りました。そこで、いくつかのサイトに登録し、職務経歴書みたいなものを書いたり、面談みたいなものも体験しました。


が、これは思ったよりなかなかきつい...。

何ヶ月かたってもマッチングがゼロ。おかげさまで、転職活動をするベン・アフレックの気持ちに100%シンクロできました。

別に生活がかかってる訳でもないのに、このダメージ。

何百通のエントリーシートを送って、就職が決まらない就活生の気持ちが、断片的ではありますが、よくわかました。面と向かって否定されている訳ではないのに、いままでの人生を否定されているような、自分が必要とされてないような感覚。これは厳しいです。


場面は変わって、先日、友人が勤めている会社で、何か一緒にできることがないかミーティングをする機会を頂きました。この時、心に浮かんだのは「副業でよかった」という安堵感。

というのも、この仕事は全く知らない業界の案件だったのです。冷静に自分のできること、できないこと(足りてないこと)を判断しながら、ビジネスの接点を見つけていく必要があったのですが。

もし独立したばかりで営業していたシチュエーションであれば、かなり必死になるだろうし、自分のできることや強みに焦点を当てることよりも、なんとか仕事を取りたいとか、気に障らないように気をつけようとか、もう、そういう意識に支配されてしまうんじゃないかと想像したからです。

もしそうなってしまったら、「好きなことで、好きな人と」という目的から大きく外れてしまう。いや〜、冷静に思いとどまれてよかったです。副業でよかった♪


【後記】 今回、はじめてAmazonアフィリエイトタグを埋め込んでみました。

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