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問題と課題は何がちがうか

よく問われる質問である。
正解は1つではないけど、ぼくはこの図を使って説明してます。
これは研修で習ったものなので、オリジナルではないけど、もう15年以上使ってて気に入っている。

日本語は目的語がなくても通じちゃうからか、「対象」をはっきりさせてることが少ない。なので課題といいながら、問題しか言及してないことが多い。ここがポイント。

対象に求める「結果の状態」と「現在の状態」のギャップを結果という。というのが、ぼくがたたき込まれた課題設定です。

ぼくはこれが身についているんですが、ちょっとわかりにくいですよね。正直この定義を話しても、反応がイマイチのことが多い。
もっとわかりやすく言えないかと思ってたら、最近読んだ『マネジメントへの挑戦』(一倉 定著)に書いてあった。

「問題とは、計画(標準)と現状との差である。」

これはわかりやすい。計画してたものと違った結果になっている状態が問題。書かれてはいなかったけど、解決すべきと認定された問題を課題というんでしょう。

さらにはこの問題を解決するための意思決定のステップまでを示してくれている。

「この問題・原因・対策・決定・結果という過程を〝意志決定の五段階〟という。 筆者は、この考え方を、問題解決会議と称して、多くの会社で実施している。」

とてもわかりやすい。いま何を決めてるのか曖昧な会議というものが多いけど、この5段階で「イマここ」と示しながら進めれば、意思決定もスムーズにいく。

ここまできて、なんで課題と問題の違いを題材にしようとしたのか、わすれてしまった。

651文字まで書いてしまっては、もう後には引けない。
疑問マガジンなんで、疑問を残したままでもいいですかね。笑

いくら積まれても困らないものはお金ですが、山積みになると臭って困るものはなんですか?

答えは、異臭(issue)かと。お後がよろしいようで。

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