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世界の片隅で愛を叫ぶ

決めセリフ、定番のフレーズ、さまざまな定型句というものがある。
その一つがこれ。

「頭の片隅に置いて置いてください」

先日観てた映画の中に出てきたセリフ。なんだかモヤモヤした。

本当に片隅でいいんですか。
隅って、文字通り捉えればすみっこって事です。
みそっかす、無用の長物、蛇足とか、無駄なモノ、取るに足らないつまらないものと同意。

「つまらないものですが」と渡されるお土産は、実は高価なものであったり、いま流行りの店で30分ならんで買ったものであっても、その枕詞で片づけられて、決して話題にもならず、誰かの胃袋に収まるのみ。いったい何の話だろうか。

そんな脇役っぽさ丸出しの「片隅」さんですが惑わされてはいけません。
なぜならその言葉と裏腹に、非常に重要な意図が込められてるから。

隅は角とも書く。
角があるから形になる。角が無限大になると円になる。
角がたくさん立つと丸くなるって面白いです。

出すぎた杭は打たれないに通じるものを感じます。

でも人の気持ちを考えず、角(カド)の立つことを過度に言っても、決して円満にはならないので気をつけましょう。

笑う門には福来たる。

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