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後付け理論

正月番組での「村神様」の出現の蓋然性(がいぜんせい)が半端ない。
蓋然性の使い方は間違ってるけど、使ってみたかった。お詫びします。

可能性/蓋然性/プロバビリティー の共通する意味
何かが起こりうる、あるいは、ある状態になりうる見込み。

goo辞書より

出現率がそれなりなのはエビデンスがある。
TVで聞こえるたびに、うちの長男が「そんな言葉聞いたことねぇーよ」という。これは少なくとも4、5回は聞いた。

事は流行語大賞が選出されたニュースで「おやじさん、こんな言葉知ってる?」という彼の疑問から始まる。

ぼくはもちろん知ってたのだけど、彼は初耳だったらしい。
わが家は家族で千葉ロッテマリーンズを応援してて、長男も球場には3回くらい足を運んで観戦した。TV観戦は20試合はくだらないと思う。
なにが言いたいかというと、セ・パの違いはあれど、プロ野球に親しんでる彼が言うのだから、世の中のプロ野球に関心がない人々は言うまでもないでしょう。

ところで、ビジネスおじさんは「言わずもがな」ってよく言いますよね。なんで?笑

脱線しました。
前にも取り上げたけれど、流行語大賞にプロ野球ネタが多すぎると言う批判がある。正直、ぼくもなんで「村神様」なん?って思った。

それで、こんなことを思い出した。

トランプ前大統領が見えすいた嘘をつけ続けてることに、疑問を感じてたころ。なんと、それには意味があるという記事を読んだ。「真理の錯誤効果」というらしい。

こんな話が人々の間でまことしやかに語られている。たとえば、「人間は脳の10パーセントしか使っていない」「ニンジンを食べると視力が上がる」「普通の風邪はヴィタミンCで治る」「米国での犯罪率は史上最高の水準に達している」──。

これらはすべて嘘だ。

「ウソ」も繰り返して言えば、「真実」になる(WIRED)

年末年始の「村神様」連呼は、TV関係者のあったことにしようという作戦なのではないかという疑惑が浮かぶ。

いや、これは長男による印象操作かもしれない。
同じこと聞くことがあったら、まずは「真理の錯誤効果」を疑ってみましょう。

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