よう/ 旅と珈琲と人生と。

東京などでの9年間のカフェ経験を経て、2021年6月から日本を旅しながら暮らしています🏝🌺世界一周へ向けての記録を綴ります。インスタグラムではカフェ系インスタグラマーとして活動中です🥤! https://Instagram.com/yosekimoto

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マガジン

  • 久米島日記 1

    2024年1月10日から沖縄・久米島での生活をスタートさせました。美しい海とともに過ごす毎日。久米島へ向かう初日の模様(久米島日記1-1〜久米島日記1-番外編)の記事5本を纏めたマガジンです。まだまだ沖縄初心者の私。一緒に沖縄を旅しているような感覚になって下さったら嬉しいです。

最近の記事

久米島日記4-3

自宅のドアを開けると、そこにはイーフビーチの美しい青い海が広がっていたのだ。 リゾートホテルのテラスから見えるような、広大なオーシャンビューのように見える訳では決してないが、自宅の窓からはしっかりと久米島の美しい海が見て取れた。季節は1月。天気は曇りだったが、それでも沖縄の海は美しい。毎日こんなに美しい海を眺めながら生活が出来るのかと思うと、気持ちは自然と昂った。久米島に来て良かった。既にそう思える景色だった。 そんな自宅からの景色をまずは確認した僕は、ぶらりと散歩に出か

    • 久米島日記4-2

      小さいバスに揺られながら、僕は自宅のあるイーフビーチ方面へと向かっている。バスはさとうきび畑の中をずんずんと進んでいく。途中、バスは島の病院などにも寄った。意外と言っては失礼だが、その病院は立派な建物で、言われなければ離島の病院という雰囲気は一切ないと言ってもいい。街の人や離島以外に住んでいる人は「離島」と聞くとどうしてもDr.コトー診療所のような、小さくて汚い、いかにも離島然とした病院を想像してしまいがちだが、ある一定規模以上の離島になると街中と変わらない立派な建物の病院が

      • 人が亡くなるということ。

        人が亡くなるということを考えている。 尊敬すべき方が最近亡くなった。 今日仕事をしていても、幾度となくその方を想い出す。 あぁ、もうあの方はこの世に居ないのか。お会いしようと思っても、少なくともこの世ではもうお会いすることは出来ないのか。寂しいという想いが去来する。 昨日まで言葉を交わせた人と、今日はもうそれが出来ないという現実。 人が亡くなるとはどういうことなのか。そしてまたそれはつまり、人が生きるとはどういうことなのか。 何がしか後世の人たちに役立つことを残さな

        • 久米島日記4

          那覇からの船に揺られ、いよいよ僕は久米島に辿り着いた。タラップから降りた僕は、無事に着いた安堵感と、これからの久米島での生活に対する期待感、そして少しの達成感に包まれていた。”少しの”というのは、まだ久米島訪島の最大の目的である久米島産コーヒーを口にしていないからだ。とはいえ、希望した久米島への訪島が無事に叶い、少しばかりの達成感は感じていた。 観光シーズンではないため、フェリーから降りた観光の方々は決して多くはなかった。むしろハイシーズンに比べたらかなり少ない方なのであろ

        マガジン

        • 久米島日記 1
          5本
          ¥100

        記事

          久米島日記3 〜久米島産コーヒーを求めて〜

          今日は僕がなぜ久米島に来ようと思ったのか、その理由を述べたいと思う。 久米島に来る前、僕は屋久島にいた。2023年9月1日から12月17日までの3ヶ月半、屋久島で暮らしていたのだ。屋久島の海の玄関口、宮之浦港からほど近い場所で暮らしていた。いつ頃からだろうか。確か予備校に通っていた浪人時代頃から、いつしか屋久島には絶対行きたいという思いを持っていた。予備校の英語講師が授業中に「屋久島には絶対行った方がいい」と言っていたのがきっかけだったと思う。父親が以前に屋久島を訪れていた

          久米島日記3 〜久米島産コーヒーを求めて〜

          久米島日記2-2

          船は久米島へと順調に進んでいる。 しかし、海は荒れ気味だ。船は左右に大きく揺れ、気持ちの悪さも収まる気配は一切ない。僕は横になったまま目をつむり、出来るだけ船酔いがひどくならないよう心掛けた。体の向きを変えてみたり、船の揺れに体を合わせてみたりもした。これまでの人生で船酔いをしたことがなかったため酔い止めの薬を飲もうとは全く思わなかったが、そのことを今では少し後悔した。変な自信は持たず、何事もある程度の備えをしておくことは必要である。船からは慶良間諸島の島々が見て取れた。

          久米島日記2-1

          那覇での沖縄初日を終えた僕は、いよいよ久米島へ向かう当日を迎えた。那覇泊港(とまりこう)から久米島兼城(かねぐすく)港へのフェリーでの旅である。 泊港は2年半前に渡嘉敷島へ旅した時以来の訪問である。ちなみに泊港は通称「とまりん」と呼ばれている。各離島へ向かうフェリーや高速船が発着する沖縄の船の一大ターミナルである。 まずはモノレールに乗って泊港の最寄駅「美栄橋」駅へ。美栄橋駅から泊港までは歩いて10〜15分くらいの距離である。ほどなくして泊港へ着いた。久米島へ向かうフェリ

          久米島日記1-番外編

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          久米島日記1-番外編

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          久米島日記1-4

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          久米島日記1-3

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          僕たちは人が大好きなんだ。

          非常に感銘を受ける文章でしたので、シェア致します。 多分、飲食関係やサービス業に携わる方々のメンタリティって、この浜田さんの文章に書かれている内容と同じなんだと思う。 生産性生産性と声高に叫ばれる世の中にあって、その生産性とは1番遠い位置に存在する飲食・宿泊・サービス業で働く人たちって、「人」が大好きな人たちだろうし、そういう人たちがやってる商売(僕が言わなくても言わずもがな)。根本的に「金儲け」を目的に商売をやってないのだと思う。むしろ金儲けに走った瞬間、つまり生産性を追

          僕たちは人が大好きなんだ。

          久米島日記1-2

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          久米島日記1-1

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          常に発信者であれ。

          世の中を変えるのは、いつの時代も発信者だ。例えそれが自分の自宅の隣に住む人ひとりだけに伝えるだけであったとしても、その人に伝えなければ永遠に世界は変わらない。自分の部屋でたったひとり考え事をしていても、世の中は1mmたりとも変わらないのだ。それが黒人差別撤廃の主張だとしても、それが月に到達するための素晴らしい科学的アイデアであったとしても、それがオシャレな写真を共有し合う新しいサービスのヒラメキだったとしても、自分の中だけで閉じ込めてしまっていては、この世界は何も変わらない。

          常に発信者であれ。

          Baristart Coffee Shiretoko

          【Baristart Coffee Shiretoko】 2015年6月に札幌にオープンしたBaristart Coffee。 札幌・北海道を代表するカフェのコーヒーを、大自然に抱かれた知床でも楽しむことができます。 この日オーダーしたのはBaristart Coffeeの看板メニューでもあるラテ。しっとりとした食感で何種類ものラインナップから選べる焼きドーナツ。そして、メインのおやつにはあんこ&クリームのバターサンドの計3アイテム。 Baristart Coffeeの

          あなたの1日は100兆円。

          突然ですが、あなたの1日の価値は100兆円です。 いや、正確にいえば100兆円でも安いくらいです。 あなたが死ぬ時、「あと24時間だけでいいので命を延ばしてください!そのために100兆円払いますから!」とお願いしたところで、そんな願いは100%叶いません。 100兆円でも、1,000兆円でも、さらにその何十倍、何百倍のお金を積んだとしても、決して時間をお金と交換することは出来ません。たった1秒でさえ、莫大な大金で買うことは出来ないのです。 出来ることはただひとつ。すでに

          あなたの1日は100兆円。