見出し画像

CoCのオンラインセッションで遭遇した地雷卓の話。

私はオンセ専のTRPGプレイヤーだ。
身内卓で5回ほど卓を囲んだのち、野良卓へ飛び出した。
私は運が非常に悪いのか地雷卓(地雷プレイヤー)に遭遇することが多い。
ここでは備忘録として今までに遭遇した濃いめの地雷卓を纏めてみようと思う。
全て実話である。こんな事もあるんだな~くらいの気持ちで笑いながら見てほしい。

※念の為言うと、全て私視点では地雷であっただけで、人によっては全く問題無かったりするのかもしれない。
プレイスタイルの違いってだけなんだきっと……。

Case.1 吟遊詩人KP 地雷度★★★★☆


これは私が野良に飛び出してきて1か月くらいの時に遭遇した地雷卓だ。
当時、CoCを始めたばかりで右も左もわからない状態ではあったが、とにかくいろんな卓に行ってみたいとやる気にだけは満ち溢れていた。
私は始めたばかりにも関わらずCoCの基本ルルブを6版と7版両方所持していた。
オンセ野良卓ではルルブは必須だと聞いていたからだ。
そのKPは基本的にはオリシ(自作シナリオ)しかKPしないという人だった。今ならこの時点で地雷臭を感じる。
そして、7版のシナリオしか書いていなかった。
私は7版ルルブを所持していたことでこのKPに(言い方は悪いが)目を付けられた。
日く、3時間ほどのシナリオで平日夜にサクッと回れるというので、7版に興味のあった私は喜んで誘いに乗った。
キャラシ作成段階では大切な人の設定やPCの価値観の深堀りを求められたくらいで、まぁよくある範囲だと思い問題はなかった。

セッション当日。通話を繋げた。
相手はネチャネチャした声質の男性だった。

初対面の男性と2人きりでソロシナリオ。申し訳ないがこの時点で少しキツい。
CoC界隈は私の観測する限り、7:3くらいで女性プレイヤーが多い。ちなみに私も女だ。
これは私が悪いのだが、完全に相手は女性だろうと思い込んでいた。
しかしそんなことは些細なことだった。

シナリオはRPと交渉がメインというものだった(聞いてない)
交渉シナリオなだけあって、随所随所でNPCに交渉するシーンが入る。

私「説得振っていいですか?」
KP「RPどうぞ」
私「優しく、寄り添う感じで説得します」
KP「はい。RPどうぞ」
私「……ダイス振るだけでは駄目ですか?」
KP「良いですけど、RPしてもらえれば(技能値)補正付けますよ。RP無しなら素の値での判定ですねぇ」
KP「できればRPしてほしいですね」
私「(RPはしてるんだけどな)」

このKPはセリフ型のRPしかRPと認めないタイプだった。
TRPG始めたてのピヨピヨプレイヤーの私はRP(ここで言うRPは所謂なりきりセリフRPのこと)に慣れていなかった。
しかし、始まってしまったからにはやるしかない。頑張ることにした。

私「(精一杯のなりきりRP)」
KP「う~~ん。ペナルティダイス付けますね」

※ペナルティダイスとは:
7版ルールで、通常ダイスにプラスして付くダイスのこと。所謂マイナス補正。
反対に、ボーナスダイスもある。所謂プラス補正。


ほぼ半強制的にさせられたRPでペナルティダイスをつけられた私の気持ちがわかるだろうか。
しなきゃ良かった。後悔でしかない。
きっと、KPの理想とするRPではなかったのだろう。
このキャラはこういう性格でこうだから~こう言われると~~などと言っていた。知るか。
当然、判定は失敗した。すると同行していた別のNPCが代わりに交渉を試みるという。

ところでこのKPのことを最初に「吟遊詩人KP」と書いた。
そうこのKPはまさに吟遊詩人タイプだった。
NPCのセリフだけではなく、描写読みも全て演技がかったネチャキモボイスなのだ。
ついでに活舌も悪く聞き取れない部分も多かった。既に嫌いなのでどうしても言い方が悪くなってしまう。
聞き取りに関しては私のリスニング能力がゴミなのもあるかもしれない。ごめん。
さらにこのシナリオはNPCが多く、私はKPが演じるNPCとNPCのやりとりを延々と見せられた。
ネチャキモボイスの寸劇を見せつけられている。
夜なのもあってか私の意識は半分飛び、虚無になりかけていた。
そんな中でも記憶に残っているRPがある。
NPCがPCに恋愛遍歴や性的嗜好について聞いてくる、というシーンだ。
先にも書いたがKPは男性である。
PCに聞いているのは分かっているが、もはやセクハラにしか感じられなくなっていた。ちなみにPCも女の子だった。
私は虚無で答えていた。内心はキッッッッショ!!である。

そうこうしているうちにシナリオは終局に向かう。
このシナリオでは最後の選択がエンディングを分けるらしかった。
私は選択し、PCは無事生還することができた。

KPは言った。
「あ~~生還しちゃった~。殺したかったのに~~」と。

そして、得意げに言った。
「このシナリオ、NPCが主人公なんですよね。本来主人公であるはずのPCが脇役で。だから自分から提案したダイスとか振れないんですよwww」
「今まで回した陣、全員ロストしててwwww初生還ですね!悔しい~~」
と。

私にTRPGシナリオにおける地雷が増えた瞬間だった。
NPCが出てくるシナリオは好きだ。でもTRPGはゲームであり、あくまで主役はPC側であるべきだと思う。
NPCはシナリオを円滑に進めるため、もしくは深みを出すための舞台装置だと思う。
私は、"KPの描いた面白いシナリオ"の舞台装置として呼ばれただけだった。
事前に言われていれば問題なかったかもしれない。しかしもう過ぎたことだ。

セッション後、このKPからは徐々にフェードアウトし、ブロックした。

教訓:初対面でオリシしか回さないKPの卓には行くな


Case.2 無断で版権キャラを連れてくるPL 地雷度★★★☆☆


前回の地雷卓から1か月ほど経ったころ、私は某有名登山シナリオに参加していた。
そこで地雷PLに遭遇した。KP・PLともに全員初対面だった。
まず、卓前の擦り合わせ段階で返信がクソ遅い。
私は報連相はしっかりタイプなので地味にストレスが溜まった。
しかしKPがそれでも良しとするなら私は何も言えない。
このPLは山で行方不明の親友を探すというHOを握っていた。

セッション当日。
地雷PL、遅刻。
開始時間になっても来ない。
ちなみに私は10分前には待機しているし、無断遅刻は3分くらいまでしか許容できない。
当然、事前に連絡があったり(限度はあるけど)、不慮の事故や災害に巻き込まれたとかなら話は別だ。そんな状況なら卓をやっている場合ではないが。
10分ほど経過したころだっただろうか。地雷PLから連絡が来た。

地雷PL「すみません!立ち絵が間に合ってないので遅れます!」

??????
別に立ち絵は卓に必須ではないが??? 今すぐ来いよ。

KP「わかりました!お待ちしています!」

KP~~!?!!?
既に突っ込みどころしかないがKPが良しとするなら何も言えない。

当初の開始時間から20分ほど経った頃、地雷PLが通話に入ってきた。
地雷PL「一応描けたのですが、背景の透過方法が分からなくて……」
もう、どういうこと?? レイヤー分けずに描いたってこと??
様子を窺うに、どうやら自力で消しゴムで背景をチマチマ消しているようだった。
私もデジタルお絵描きを嗜む人間なので、そういう時は背景を自動選択して消せばいいですよ~とか、背景色を色域選択して消したらいいですよ~とかアドバイスが思い浮かんだが、この時すでに呆れ果てていたので何も言わなかった。
さらに10分ほど経ち、地雷PLが部屋に駒を置いた。

そこにあったのは、某有名刀剣擬人化キャラだった。

いや、実をいうとこの時点ではすぐに気づかなかった。お世辞にも上手いとは言えない絵だったのだ。
そう、すぐにキャラを判別できないくらいには下手だった。ついでに背景を自力で消したために外郭の周りに白いモヤが残っている。
人の絵の上手い下手にどうこう言えた立場ではないが、既に遅刻という迷惑をかけられているので心の中で悪態をつくくらいは許してほしい。
名前はもしかして……?と感じるレベルだった。そう思って立ち絵を見ると似ているな、と思った。

斯くしてセッションが始まった。

…………このPL……地蔵だ!!!!

※地蔵とは:
地蔵のように喋らないプレイヤーのこと。
RPが下手とかそういうレベルではない。行動宣言すらほぼしない。

私と、もう1人のPLでセッションを進めていたように思う。
セッションが中盤に差し掛かったころ、地雷PLのHOの見せ場がやってきた。
そう、例の行方不明の親友関連のシーンだ。
ここばっかりは無関係なHOの私たちがRPする訳にはいかない。
さすがにここはRPをして欲しい!
全員が固唾をのんで見守っていたに違いない。
しかし、相変わらず無言の地雷PL。
耐えかねたのかKPが聞いた。

KP「何か、RPなどありますか?」
地雷PL「いえ、特にないです」

特にないです!?!!?
一瞬の沈黙ののち、そのシーンは終わった。

そしてこの時に親友の名前が判明し、私の疑念が確信に変わったのだ。
やっぱ版権キャラじゃん!!!!!!!
野良卓で版権キャラを持ってくるのがNGなのは、当然の暗黙の了解だと思っていた。
私の常識にはない行為だったので、信じられない思いだった。
ちなみにセッション前にそういった相談は一つもなかった。
仮に持ってくるにしても全員に相談した上で、そういう版権卓としてなら全然良いと思う。
でも、KPが良しとするなら(ry

薄々感づいているかもしれないが、このKPもなかなか鈍感というか良く言えばおおらかな方だった。
後日、このKPの元で参加した別シナリオにて自PCが戦闘で蜂の巣にされ途中ロストしたりしたが、それはまた別のお話。
途中ロストが想定されてるようなシナリオではなかったということだけ言っておこう。

教訓:擦り合わせ段階で遅レスの人には気をつけろ



Case.3 地蔵KP 地雷度★★★★☆


本当に愚かとしか言いようがないが、私は前回の地雷PLともう一つ同卓予定を立てていた。
前回は地蔵PLだったが、さすがにKP側なら喋るだろうと思っていた。
甘かった。

今回も野良でPLを集め、PL3人でのセッションとなった。
当然のように今回も遅刻してきた。
開始時間から15分ほど経過したころにメッセージが送られてきた。

KP「前のセッションが押しちゃって、KPは遅れそうです~~」
KP「PLのみなさんで雑談でもしててくださ~~い」

PLは全員初対面だ。
雑談とか言われても困る。というかまず謝れ。
遅刻に対する謝罪はなかった。
誠に遺憾である。

ところで皆さんは地蔵KPに遭遇したことがあるだろうか。
普通は無いと思う。存在すら疑うレベルだと思う。地蔵でKPなんて不可能だって。
しかし、実在したのだ。
いや厳密には完全に無言ではない。でも基本的に無言。なんならデフォルトでミュートになってる。
テキセでも半テキでもない、ボイスセッションだ。
普通に「棚見てみたいです」とか「〇〇に行こうと思います」とか言ってるだけでは反応がない。
「KP! 〇〇に行きます! 描写お願いします!」ここまで言ってようやく、30秒ほどの沈黙のうちに描写が始まるのだ。

ものすっごい疲れる。テンポが悪い。
30秒って意外と長い。顔が見えないものだから、自分の声が聞こえてないのではないかと不安になる。
せめて相槌くらい打ってほしい。私はKPの安否が不安になった。
しかもそのシナリオには重要なNPCがいたのだがNPCのRPがほぼ無く、空気だった。
このシナリオの面白さを決めるのはNPCとのRPにかかっているといっても過言ではないくらいのシナリオだったがために、当然まったく楽しくなかった。

集まったPLの気持ちは一つだったと思う。
後半の方はPLだけで話を進めていた。

PL1「〇〇に行こ~~!」
PL2「△△あるんじゃない!?」
KP「……あ、その部屋は〇〇で……」

といった具合である。
行動宣言してもKPの反応がないので、PLが勝手に行動しそれにKPが反応する形になっていた。

当初予定より長引いて、セッションは終わった。
KPは次も同卓したいと言ってきた。
PLたちはみんなそれとなく話を逸らした。
みんな疲れ切っていたのだろう。
誰とも繋がることなく、感想戦をすることもなく解散した。

晴れて、KPとの同卓予定を消化しきった私は彼女をブロックした。

教訓:同卓前に複数の卓予定を立てるな


Case.4 身内ノリKP 地雷度★★★★★


これは過去イチ酷かった卓だ。もうお腹いっぱいです。
ややあって完全野良卓に辟易していた私は、ある時TLで相互がPL募集をしていたので手を挙げた。
これなら少なくとも1人は相互さんだと思ったからだ。
それに、相互さんの知り合いなら変な人も集まらないだろうと。
さすがに今回は大丈夫だろ、と思っていた。
甘かった。

シナリオはこれまたよくTLで流れてくるような有名シナリオだった。
秘匿4PLモノで、NPCとの関わりが多く、よく自陣やNPCに狂っている人を見るタイプのシナリオだ。
集まったメンバーは、KP、SKP3人、PL4人の大人数だった。
SKPの1人は偶然にも相互で過去に同卓したことがあった。とくに悪い印象はない。
KPと残りのSKP、PLは募集主の相互以外、初対面だった。

SKPが多いために日取りはやや難航しながらも無事に決まった。
予備日を多めにとり、終日3日の確保だった。
ちなみに、シナリオ概要通りなら終日2日もあれば終わるボリュームだ。
セッション開始まではとくに何の問題もなかったように思う。
少し軽めのKPだなと思ったくらいか。

セッション当日。
KP、遅刻。
軽いノリで「遅れま~す」との連絡。
あ~またそういうタイプね。OK、把握。
ここに来るまでに数々の遅刻プレイヤーと同卓経験があった私は、これくらいでは動じなくなっていた。
既に集まっていたSKPがガヤガヤと雑談を始める。
一方、PL側はほとんど初対面の集まりなのでノリについていけず無言気味。

さらに部屋がちょっとアレだった。
シナリオ自体はシリアスめなのに、虹色に光るゴリラがいたり、BGMがて〇どんマンのテーマなのだ。
カオス空間すぎる。
何を言っているか分からないかもしれない。私も状況がわからなかった。
他には、登場する神格の画像がtwitterアイコンだったりしたが、それには過去別卓で遭遇したことがあるので耐性があった。
誰もこの部屋に対してツッコまない。この身内たちの間では普通のことと思われる。

30分ほどしてKPが通話に参加。
すでにセッションが押している。
予備日を多めにとってるとはいえ予定通りに事を進めたいタイプの私は内心焦っていた。
しかし、KPは参加するやいなや既に盛り上がっていたSKPたちと雑談を始めたのだ。
セッションに関係のある内容ではない。マジの世間話。
そうして当初予定より50分ほど経過したところでKPの、
「じゃあそろそろ始める~?」
でセッションの幕が開いた。

今思えば、この時点でブチギレ退出をキメておけばよかった。

流れ続けるてん〇んマン。
背景画像は特に変わらず、BGMは普通のBGMになることもあれば、無音だったり、アン〇ン〇ンのテーマになったりするくらいだ。
シナリオヘの没入感はない。
KPの読み上げはやや聞き取りづらくはあったものの、これまでの地雷KPに比べれば描写を読み上げてくれるだけマシだと思えた(感覚が麻痺)
しかしそれ以外の問題が大きかった。

KPとSKPの間での打ち合わせがされていない。
セッション中に相談を始め、雑談に発展し、時間を食う。

KP「このキャラ誰やる?」
SKP1「それはSKP2ちゃんじゃない?」
SKP2「てかこの処理やってなくない?」
KP「あww忘れてたwww」
SKP3「てか〇〇(卓にはいない第三者)このシナリオ買ったらしいよ」
SKP1「え、マジ!?行きた~い!」
KP「行こ行こ! 私HO1がいいな~」

こういった具合だ。卓外でやれ。頼むから。

KP陣以外でも問題が発生した。
PLの1人が男性だったのだが、この方がなかなかだった。以後、男性PLと呼ぶ。
セッションを進めるにつれ、男性PLがKP陣と身内レベルに仲が良いことが判明した。
ところでこのシナリオは秘匿処理が多く、待ち時間が発生する。
しかしそれにしたって、この男性PLの時だけ長かった。
さらに、普通のRP時も男性PLの発言の際はやけにカタカタカタカタ聞こえる。タイプ音だ。
3~5分くらいカタカタしたのち、発言するのだ。
途中で分かったことだが、男性PLは元々テキセ勢でRPの前にはテキストでセリフを校正してから発言するらしい。
そりや時間かかるわ。1人だけテキセやってたらさ……。
そして、秘匿タブでKP陣とめちゃくちゃ話していた。
秘匿はテキストチャットなのでテキセ同然の時間がかかる。
そういうわけで、様々な要因により当初予定よりかなり進捗が悪いセッションとなっていった。

セッションは終日で確保していたため当然その中には夜休憩などが挟まる。
休憩明け、通話を繋げるとKPがいない。(他は揃っている)
もはや遅刻には驚かない。同卓PLとここまでのセッションの話などをして待機していた。

KPが通話に参加する。
水音。エコーがかった声。

なんと風呂場から通話に参加していた。
さすがの私も宇宙猫になった。
SKPや男性PLは「また風呂場から~?www」と笑っていたので、この身内たちの中では普通なことなのだろう。
しかし、初めましてのPLもいる半野良卓でそれは……引くドン引きである。
風呂場から生配信という行為に大変驚いたが、この時点で私の脳内は「早く終わらないかな」だけだったので何も言わなかった。

このKPはアドリブも全くしてくれなかった。
NPCのセリフに関しては、シナリオに用意されているものしか話せないのだ。
「シナリオに書いてないので返答できません」って言う。ガチで言う。
TRPGの醍醐味が消えた瞬間である。

そして私はまたもや男性PLとの卓の弊害にぶち当たった。
シナリオも後半に差し掛かったころ、とあるシーンにおいて男性PLのPCが別のPCに告白したのだ。
割とガチの。ちなみに発言に至るまで30分くらいカタカタしていた
そういうシナリオではないし、4PLだ。
とくにシナリオ側からそういう指示があったわけでも、ましてやそういうHOだったわけでもない。
2PLとかタイマンなら恋愛RPもわかる。それか卓外でやるならわかる。
この時、私ともう1人のPLは完全に蚊帳の外で虚無だった。きっとPCも同じ気持ちだっただろう。(4人全員がいるシーンだった)
当の、告白されたPCのPLも困惑していた。そりゃあそう。
なんでボイセで男性PLからされる恋愛RPってキモく感じるんだろう。私だけかもしれない。
とにかく私はその時、卓から離脱したい気持ちでいっぱいだった。

セッションが進むにつれ、途中離脱するか否かで非常に悩んだ。
自PCはロスト扱いでいいから、とにかくこの苦行から逃げ出したかった。
しかし、秘匿モノという点がそれを阻止した。
私が今抜ければ、他のPLさんに迷惑が掛かってしまうのだ。

結局、セッションは大幅に押して、当初確保していた3日間では終わらなかった。
急逮無理矢理もう1日確保し、なんとかシナリオは完走できた。

私より後に通過し始めた相互が私より早くシナリオをクリアしているのをTLで見て、虚しくなったのを覚えている。

卓後、男性PLとKPはまた同卓しましょう!と言っていたが、私はこの長丁場の地雷卓で精神を摩耗しており、しばらくTRPGはいいや……。というところまで落ち込んでいた。
新規卓入れてないんですと言い、断った。(実際、控えていた)
告白されていたPCのPLも同じような理由で断っていた。

この時から私は知らない人の多い秘匿4PL卓に二の足を踏んでいる。ひどいトラウマを植え付けられたものだ。
ちなみにこの後別卓で良セッションを吸い、TRPG楽し~~!となったので完全引退には至っていない。

教訓:長丁場シナリオは知ってるKPの元で回ろう


最後に


この他にも、寝坊して3時間遅刻した挙句に卓を流した人とか、擦り合わせ卓に出没する日程パンパンマンとか、ルルブ未所持KPとかいろいろあったが、詳しく語るほどでもないかと思ったので割愛。
今や私は普通の卓ができるだけで大感謝してます。
日程がすんなり決まる、誰も遅刻してこない、みんなちゃんと喋る、予定通りにセッションが終わる。素晴らしい卓だと思う。
ちなみに野良卓でも神セッションになったことがあり、必ずしも野良が悪ではないと思っている。

今回は大丈夫だろうというポジティブ精神で今日も私は野良卓を囲む。
まぁ、いろんな人がいるよねって話。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?