協会の理事長さんから よく言われることの返事と、そこからわかった大切なこと ①
「協会を立ち上げたけれども、うまくいかなくなった」
「はじめのうちは良かったけれども、会員が伸びずに苦しい」
「仕事になるって言ったじゃないか、と会員からの突き上げが辛い」
「会員同士で争い、トラブルが目立つようになった」など
→ 「どうしたらいいか?」
そういう相談をよく受けます。
いちばん大切なことは、
「理事長さんがどうしたいか?」
なのですが、苦境に立たされると、自分がどうしたいのかも見えなくなってしまいます。
協会の処方箋
協会の“処方箋”はいくつかあります。
幸い、この典型的なタイプの症状には、良い“クスリ”があります。
これらの問題は、まずは「集客」ができれば快方に向かいます。
熱が上がったり咳が出たりするのは、集客が元に戻れば、ひとまず落ち着きます。
「会員を増やす方法」
「会員が辞めない仕組み」
に着手することです。
理事長自ら集客としっかり向き合って立て直すことです。
やってはいけないのは、会員集客を認定講師任せにしてしまうこと
こういうときにいちばんやってはいけないのは、とくに、認定講師型の協会(インストラクターを養成してフランチャイズ展開をしていく“協会ビジネス”タイプ)でやってしまうのですが、集客をフランチャイジー(のれん分けした先の認定校、
認定講師のこと)任せにしてしまうことです。
理由は、認定講師のお教室の先生たちは、理事長さんの思いほどはないからです。
協会の理念よりも、自分のビジネスでいっぱいいっぱいです。
自分のビジネスに一生懸命なので、今いる協会のプログラムで売上があがらなくなれば、次なる稼げるものを探し、他の協会のプログラムに目移りしはじめます。
そして、自分で新しい協会を立ち上げようとしはじめます。
腰を据えて集客しようとは、なかなか思わないのです。
それ以外にも、多々理由はあるのですが、つまるところ、そういったさまざまなことを想定しておくといいです。この先どういったことが起こるのか、予め、押さえておくといいでしょう。
(つづく)
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