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VRoidの話#3 VRoidのいいところ

VRoid キャラ作り楽しいですよね!
絵の描けない人が「絵を描かないまま」以下のような画像が作れるだなんて、夢のような世界です。

ちょっとかわいそうなコルディさん
(メメント・モリ (C) Bank of Innovation, Inc.)

VRoid 3Dモデルのいいところは、
「正確無比の3Dモデル人形自体を作っているのだから、パース(いわゆるカメラアングル)を変えた絵が、手書きでは超難しいのにカンタンにできてしまうところ」です。

全身でも、寄りでも、引きでも、アオリ(※1)でも、フカン(※2)でも自由自在です。
※1 アオリ:下から見上げるようなカメラアングル
※2 フカン:上から見下げるようなカメラアングル

カメラアングルを変えると、表情を変えると、予備動作を加えると、ポーズを変えると、コントラポスト(片足重心)にすると、視線誘導をすると
…などなど。(ここ2年で覚えました)

ややこしいことは置いておいて、自分の一生懸命作った3Dキャラクターが、次に何かしゃべりだしそうな、考えてそうな、動きそうな、そんな絵がなんとなく作れるのです。
(昔、プラモデルがしゃべる感じのアニメがありましたがああいう感じ?)


こういうのはペンで1から絵を描いている人には相当難しいテクニックです。例えば、以下の左上の、バニラ・ペシュッツちゃんは、手書きであれば右手と左手を遠近感つけて、大きく描いたり小さく描いたり、描き分けするのが超難しいのです。

色々な角度のバニラ・ペシュッツちゃん
(「姫様!拷問の時間です」 原作:春原ロビンソン ひらけい)

それが簡単にいじれますし。


見せびらかしてぐるぐる回せますし。


動かそうと思えば、各製作者様のおかげで本当に生きているように動いたりします。
(これ、くたびれているときに見ると元気出ます。)

  -- Credit -- 
  Music : YOASOBI様「アイドル」
  Vocal : ジンジャー姉妹様 アイドル【青森・南部弁】
  Motion : たこはちP様
  Camera : えいちゃん様 アイドルカメラモーション
  Lip Motion:aaa様 リップ配布【MMD】YOASOBI アイドル
  Dance : 足太ぺんた様


キャラ被って、歌うのもいいですし。


VRで、自作キャラとババ抜きでもしたらどうでしょうか?


ちなみに、弱点もあります。
それは、アニメと異なり、3Dは立体として正確すぎるので

  • 撮影角度的にキャラが死ぬアングルがある
    実際のアニメキャラのフィギュアなどを観察すると分かりますが、アニメキャラはどうしても立体として、特に顔の斜め下からのアオリ角度がデザイン的によろしくないです。
    アニメ上は結構補正がかかっています。

  • 衣装が貫通する
    ゲームやってて、敵の弾に当たって死にますと、当たらなければもっと楽なのにと思いますが。VRoid やってみると、何かにぶつかって反応するのがこれほど大事かと思い知ります。
    衣装がヒラヒラし大きく派手なほど、取れるポーズが限られますし、撮影後の画像補正に手間がかかります。

  • モデルとして正確すぎておとなしい表情しかできない。
    アニメをシーンごとにキャラ顔寸比を計ると分かるのですが、鼻の位置、口の位置は結構、シーンごとに上下左右に動いています。
    VRoidはそれができないので、ひょっとすると鼻と口は手書きの方がいいんじゃないかなと思っています。

などの欠点はあります。

今は、VRoidモデルをAIに食わせて、アニメ調の画像を出力するサービスも流行っているそうですね。
モデル抜かれないか心配だったりするので私はまだやってませんが…

★どうやら、VRoidご存じない方もご覧いただくようなので VRoidStudioのWebも記載しておきます。無償です。

上記メーカーサイトよりダウンロード、もしくは Steam版でもいいと思います。(Steam版は自動更新してくれます)

Steam




はい、今回は雑談ということで。
面白いことありましたら、私にも教えてください!
では、みなさまもよいVRoidライフを!


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