2020/12/29(火)

友人とささやかな忘年会へ。京都では営業時間短縮要請が出ているので、ラストオーダーは20時半。わたしたちの愛するお店にて、ご飯を食べる。「1年本当にお疲れ様でした」とビールで乾杯。そう言って、1年をともに締めくくれる友人がいるというのはありがたい。仕事のことやプライベートのこと、わたしたちの場合はそれぞれが入り混じっているのでそれらはほとんどイコールだが、最近あったそれらのことを口々に話し、笑い、びっくりしたり憤ったりしながら、ご飯を食べてお酒を飲んだ。

今年の話、来年の話、半々くらいで話をする。過去を振り返り、未来に視線をやることで、互いの大事にしていることがわかってきて、「これでいいのだな」という気持ちになる。友人は決してわたしを否定せず、静かに笑って話を聞いてくれる。そしてときどき「いいね」と言う。そのことにこんなに救われるんだなと、ありがたい気持ちで友人と向かう。わたしもそういう存在でありたい。

帰りに少し鴨川を歩いた。おいしいものを食べ、たくさん笑って、「良い年末になった」と口々に言う。冬らしくないあたたかな夜だった。

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