2020/09/22(火・祝)

子供たちふたりと一緒に、京都市の青少年科学センターというところに行く。プラネタリウムがあると聞き浮足立ったが、現在は改装中で入れないとのことでがっかり。プラネタリウムって行ったことないから行ってみたい。

朝、急に思い立ち手の指にマニュキュアを塗ってみた。わたしの爪は短く丸っこく、水仕事をよくするので荒れているし、あまりきれいとは言えない。それに不器用でせっかちなので、爪を塗るのがすごく下手で、だからこれまで手の指のマニュキュアとはほぼ無縁であった。でもこの間、服屋さんの店員さんがすごくカジュアルに爪を塗っているのを見て、「そっか、別に完璧じゃなくてもいいんだよな」と知って、それからいつか塗ろうと思っていたのだった。わたしはこれまで、人の目を気にしすぎていたのかもしれない。自分の好きな色が指に乗っているだけで、うれしいことのはずなのに。

ドラッグストアーで買ったちふれのマニュキュアは、ミルクを溶かしたローズティーみたいな色をしている。秋らしくて良い。爪を塗っただけで、いちいちの手の動きがかわいらしく見えたので驚いた。科学センターでお金を支払うときも、子供の手を握ってやるときも、改札でICOCAでぴっとやるときも。

こんな楽しみを、わたしは思い込みで逃していたんだな。
次は何色に塗ってみよう。科学センターで恐竜と向かい合いきゃあきゃあ言っている子供たちを見ながら、そんなことを思った。まだまだ思い込みはたくさんあって、見逃している楽しみもいっぱいあるんだろう。

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