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首が落ちるように蕚が散った。
忘却するように花弁が散った。


花の生き様を人間に例えるなんて、だってどちらにも生があるのに、例えにもなっていない思考を文字にする。


花が散る。
私の中でまたひとつ、色褪せて忘れていく記憶がある。

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