無理なダイエットをした話。

自分のノートを読み返して思った最近の自分の不調さ。
足元の幸せを感じられていなかったからこんなに体調も気持ちもおしまいになっていたこと。

無理なダイエットをしました。

というと聞こえは何日間も絶食とかそういう類のダイエットではなく。

1月の半ばごろに好きなひととダイエットの目標を立てました。

『1ヶ月2キロ、末日測定。達成できなかったら翌月禁酒。』

決めたときは痩せたい!痩せてやるぞ!酒の死守の為にはなんとしてでも!と燃えていました。
それが気が付いたらここ最近は過食して吐いて所謂「過食嘔吐」を毎日のようにしてしまっていました。

ずっと暗い気持ちに苛まれて部屋もぐちゃぐちゃに。
部屋は心の鏡だから。

原因に気が付いたのは今日。まさに。

朝起きて、グミを食べたいのを我慢してアイコスを吸いました。偉い。
なんとか身体を起こして準備をして近くの健康ランドへ。
プラチナ会員(月額制の入り放題のようなプラン)の恩恵を受けに。
体重計に乗る。ダイエットを始めたときから3キロ増。絶望。
お風呂に浸かって、身体を洗う。身体を拭いて、髪を乾かす。
牛乳を飲んでもいいよというご褒美で何とか身体を起こしてきたのに体重が過ってやめようかと思う。

なんで、なんでこうなってしまったんだろうと。

思い返してみたらはっきりした。
好きなひとが好きなひとと付き合い始めたころからだった。
そのころから「痩せたい」が「痩せなきゃ」に変わっていた。
好きなひとと考えたダイエット作戦。
ダイエットや食べ物のことを考えると絶対に好きなひとのことを考えてしまうループに陥っていた。
「どうして私じゃ」「わたしが駄目なのは太っているからか」「痩せなきゃ嫌われる」

そんないかにもな女が陥りそうな思考に苛まれて過食しては罪悪感を抱き気が付けば吐いていた。
吐いている時が一番安心を覚えた。
好きなひとが好きなひとと付き合った時点でこのダイエットは破綻していた。
なんてわかりやすいんだろうわたしというものは。

こんな単純な話だったのかと風呂上がりひとりぼーっと納得した。
わたしを幸せにしない人の為に頑張るものじゃない。
わたしはわたしの為にダイエットをするのだ。
わたしを不幸にする作戦なんかなくしてしまったほうがいい。
それが例え好きなひととの繋がりだったとしても。

コーヒー牛乳を買って一口飲みこむ。
おいしい。
携帯を開いて好きなひとに作戦中止の連絡をした。
すごく気持ちが納得をして途端楽になった。
コーヒー牛乳がとてもおいしかった。
好きなものを食べて好きなものを楽しく飲もう。
そんな単純なことができなくなっていた。

仕事の時間まで一服。
昔過食嘔吐に苦しんでいた友達に報告を。
とても偉いよ。といってくれた。
原因究明して対応もして自分を解放するまでの早さ。早すぎる。偉すぎる。自分を褒めていこう。
これで過食嘔吐が治るのかはわからないけれどこれから食べたり飲んだりするものたちのこと
たのしくおいしく食べられたらいいな。

そんな近況でした。

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