イータカリーナ
手を触れないでください
エサをやらないでください
目を見つめないでください
だけどそばにはいてください
知った顔しないでください
憐れまないでいてください
僕なんか忘れてください
だけど覚えていてください
イータカリーナ
何十万光年、新幹線でも行けない距離
願うことすら馬鹿馬鹿しいのに
鳴らない通知を待ってばかり
自分の終えかたくらい
自分で選んだらどうって言われても
たぶん、恋をしたのだ
たぶん、望んだのだ
僕の孤独の首筋に触れたのだ
穴だらけになって
くしゃくしゃになって
1ドットになった僕をどこかで
また見つけて
イータカリーナ
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