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現役フリーランス事務秘書代行がお届けする”譲りたくない価値観”九

ワークをする機会に恵まれたので、感謝の気持ちとともに企業の総合サポーターをやるにあたり大事にした価値観について書いてみようと思います。

【多面性】

自分のものさしを他人にあてない。
他人には他人のものさしがある。
それぞれのものさしを知り、その尺の違いを埋める努力をしたい。

最初に謝ります!
この回は過去体験の”こどもごごろにとってもやめてほしいなぁ”と思ったエピソードたちです。

このエピソードたちはとどのつまり、自分の中のものさし(こうあるのがふつうだからこうだ!)という思い込みが生んだ副産物の数々ではないのかな、と考えるので、反面側は実はこう思っていたという意味で、この価値観で紹介します。


私の名前は、”熊谷智(くまがいとも)”といいます。
女性です。でも名前の字面だけ見ると、”さとし”とか”さとる”とか、
男性にほぼ100%間違われる名前なんですよね。

大人になってからは、何かと笑えるエピソードを作ってくれるこの名前。
今はそれごと楽しんでいますが(*‘∀‘)

例)いろいろ営業の電話の方。
相手「熊谷智さんにお伝えしたいことがあってお電話したのですが、奥様でいらっしゃいますか?
私『主人は只今出かけておりまして、しばらく戻るか、そもそも今後いつ戻ってくるかどうかもわかりません。』(笑)



実際、小さいころは特に嫌いだったのが病院の待合室。
え?なんでって?
たいていの看護師さんが、診察の順番が来るときに、私を
「くまがいくーん。くまがいさとし(さとる)くーん」と呼ぶからです(+_+)

なまえって小さなころは特に「その人」の大事な”ID=尊厳”だと思いませんか?ほかにこれといって”自我”を意識できる事柄が見当たらない幼少(4~6歳くらいまで?)の場合は特に・・・

初診にあたっては保険証を提出しているし、
保険証には名前のよみがなはともかく、少なくとも性別は明確に書いているんですよね。
にもかかわらず、(私からすると)”勝手に性別を間違え、名前を呼び間違えた”挙句、私が「もしかして、私のことですか?」と目の前に名乗り出ると、「あっ、ごめぇん、女の子だったんだぁ!!けらけらっ」で済ませるオトナが、理不尽極まりなかったんです・・・

あとは、当時「とも」という女性の名前が皆無だったのも、
なかなかストレスでした。
だいたいは、ともみとか、ともえとか、ともことか。
クラスの周りの女の子も、あきこちゃん、やすこちゃん、きょうこちゃん。

そんな”世間の常識”だったので
自己紹介で名前を「くまがいともです」と名乗ると、
ともこさん?ともみさん?ともえさん?ではなく、それ(とも)だけ?」
と聞き返されるのも、皆さんからすれば、小さいことかもしれませんが・・・100%毎回だったのでプチ苦痛でした(;^ω^)
(”それだけ”がなんか問題あるのかよぉーーーー)(こころの叫び)

・・・おっと。

はい。字面の乱れが生じまして大変失礼いたしました。。。


そんな感じで、つたないエピソード(???)でしたが、

「自分がこうだ」と主観で思うことは、内心にとどまっている限りは、もちろん自由です!

ただ、それをなんらかの形でも【外に出す】とき(相手方がいるとき)、【相手に向かって何かを発信するとき】には、「目の前の相手さんのこと」を慮り、一拍”間”をあけて念のため確認してみる、というのも人間関係を快適にチューニングする、せめて最低限は必要な”マナー”なのではないかな、と思う次第なのでした。

とくに、これは私だけの価値観かもしれませんが・・・
お名前の読み方、性別、漢字の表記については、今後も注意して意識したいなと思い、地道に実践しています。

最後に。これらの価値観も、当然「私のものさし」なわけなので。
可能なら意識してほしいなぁ・・・と希望的観測を述べることで、
このお話しめていきたいと思います(笑)

自分のものさしを他人にあてない。
他人には他人のものさしがある。
それぞれのものさしを知り、その尺の違いを埋める努力をしたい。

本日も、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
また次の記事でお会いできるのを楽しみにしております!

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