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2023年2月23日「追従型スシ」


最近朝起きたらファミレスでライトノベルを読んで、昼になったら大学の空き教室でライトノベルを読んで、バイトから帰ってきたら暗い部屋でうつ伏せでライトノベル読む、みたいなユルユルディストピア生活を1週間近く続けていたので流石にいっちょアクション起こしたりますか笑、魅せますか笑、と天内悠ばりに意気込んで今日は生活範囲から出ることにしたぞ。

六本木の森美術館に来た。ここに来るのは2回目で昨年末に冨樫義博展を家族と一緒に見たのが1回目だ。てかここめっちゃBackroomじゃね笑。(全然クリーピーパスタとかにも理解がある有難いギャル)

現在の展示はなんか現代アートをテーマにしているようだった。館内は写真撮影OKだから気を配って撮っちゃうぞ♪


ウオーこれこれ! 現代アートってこうでなきゃダメなのよ。これはなんか布が浮いててその真下に切り抜かれたライトの光が落とされてるヤツです。


これは多分……偽ペッパーくんがキモいスシを振る舞ってくれるマシンだ。ペッパーくんがボソボソ声で今日のスシネタを紹介してくれるぞ。


多分これは「追従型」だ。書いてあるから間違いない。


偉大なる兄弟は同じスシを見ている。やっと現代アートのモーターが温まってきたところだぜ。どんどんいくぞ。


おい。Backroomじゃねぇか。


フロア全体にグオォォォォォンンン……ベキベキ……ってバケモノみたいな音響が鳴り響く中で恐らくタンスと同じ素材であると思われる木材達のスキマにブラウン管テレビが埋め込まれている。アンディに遊んでもらえなくなったクソデカテトリミノ達のクライマックスみたいな空間だ。それにしても目が痛いぞ。

これ全部が文字で生成されたアスキーアートのマジアートでした。

やぶらこうじのぶらこうじ。パイポパイポジッポー。ジッポーの生放送。燃えてる燃えてるヤバイヤバイ消化器消化器。マイクラ脳のだーすけ。

……というか凄すぎんだろこれ。もはやラスボスの風格じゃん。アスキーアートってやる夫がドヤ顔でブリーチの巻頭ポエムを意気揚々と言い放ってるアレが限界かと勝手に思ってた。


こっちはこっちで工事現場の道具や器具をメチャクチャに合成して作ったやつ。やぶれかぶれのマジ工事。

あと本当に全然関係ないんですけどイヤホンで聞いてた化物語(Audibleという本を読み上げてくれるアプリがあるぞ)で千石撫子ちゃんが阿良々木暦くんの家で全裸になっていたのでずっと目が泳いでいました。

何かいいことでもあったのかい。


これは「展示台」の展示。


これは木片をビーバーに渡した後、ある程度自由にかじらせて、それを回収した人間がその木片を見様見真似で3倍のデカさで削ったものだそうだ。最高にイカしてるぜ。ロックだ。木片なのに。



あとこれは今日1番気が狂いそうになった展示なんですけど、


“これ”がダントツで危険でした。


これ、こういう展示物ではなくてこの先に部屋があるんです。あまりにも完璧なマッドブラックなので勝手に壁なんじゃないかと思って近付いてみたらぬぅ、とその虚の中に体が吸い込まれていきました。「青鬼」で廊下があるのに勝手にそういう壁だと思ってずっと触れずに行き詰まった時のことを思い出したな。

この展示物については是非実際に出向いてご自身で体験して欲しいのであえてあまり言及しませんが、俺の場合はそれを見た瞬間、とても大きな不安で体が全く動かなくなって、その後この虚の中と外は間違いなく時間の経過速度が違うと感じ取り、最終的に必死になってこの空間内のルールを理解しようとしました。この展示物は体験した後に説明文を読んで欲しいですね。


以上、ゲーミングPCがお送りしました。


帰りに銭湯に寄った。17アイスのシャーベットの箱、手にめちゃくちゃフィットする。このサイズのUSBメモリをうなじの部分から体内に挿入して人間一人分の記憶をインストールしたい。

最後に今日買ったものを紹介します。

あっちゃんいつものやったげて♡


オゥ、ちっちゃいトカゲのアップリケ♪


武勇伝 ♪ 武勇伝 ♪


どんぐりいっぱい手に入れるザカよ......!