過去は大きく、未来は小さく:歴史の終わり幻想
新コラム「過去は大きく、未来は小さく:歴史の終わり幻想」を発表しました。私たちは、過去の自分の変化を大きく感じる一方で、未来の変化を過小評価する傾向があります。
これを「歴史の終わり幻想」と呼びます。大規模な調査データに基づく実証研究や特殊なケースを対象とした研究、文化間での比較研究など、様々な角度から探りました。
例えば、エピソード記憶に課題がある人でも「歴史の終わり幻想」が生じることや、この幻想が仕事へのモチベーションにも影響を与えることなどが明らかになっています。
文化による違いも見られました。アメリカ人の方が日本人よりも「歴史の終わり幻想」が強く現れる傾向があり、その背景には自尊心や自己概念の違いがあることがわかりました。
https://www.business-research-lab.com/240913-2/
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