よりこ

派遣社員OLのゆるミニマリスト ただの日記をそれらしく書くnote。身を持って知る超絶…

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派遣社員OLのゆるミニマリスト ただの日記をそれらしく書くnote。身を持って知る超絶不器用。 想像力の欠如は著しいが妄想力は定評あり。肌で感じた暮らしを綴ります。 YouTube「yoriko's life」 ブログ「ミニマム・エッセイ」

最近の記事

麦くんと同じ言葉を放った思い出

このnoteは、「花束みたいな恋をした」の感想である。 ※ネタバレを含みます※ 菅田将暉と有村架純のW主演 脚本の坂元裕二、監督土井の土井裕泰 そうそうたるメンツでの純愛ラブストーリー 見たくて見たくてうずうずしていた。 ようやく鑑賞してきたが、見る前よりも悶々としている。 鑑賞後すぐに感想を書き殴るつもりだったが、想像の遥か彼方、心が曇り言葉が出てこなかった。 そして、禁断の解説文を片っ端から読んでしまったのだ。たった一度映画を見ただけで、分析からの解釈、作り手の

    • ただの派遣社員OLが本を出版した末路

      派遣OLの私が本を出版して2週間。 なぜだか絶賛メンタル崩壊中である。 ただ、ここをどう潜り抜けるかで、今後の生活がダルおも~ or ちょい軽~ どちらにも転ぶような気がしている。 そう、希望的観測を含んだメンタル崩壊なのである。 *今世紀最大のチャンス到来*2020年11月26日。 私は「お気楽ひとり暮らし。」という本を出版することができた。 これは”実力以上のチャンスをもらえた”お手本であろう。 末裔まで語り継がれることになる今世紀最大のチャンスだ。(私に末裔が

      • 鰻のようなもの

        平賀源内は令和にまで続くマーケティングに成功した。 現代人は、土用の丑の日になるとうなぎが食べたくなる。 もれなく私もそうだ。 正直幼いころは、それ程うなぎが好きじゃなかった。 私の父は漁師の息子で、釣りが趣味だった。 川のような海のような場所でうなぎを釣ってきては食べさせてくれた。 釘でうなぎの頭を突き刺し、背開きか腹開きかは知らないが手際よくさばき、ぼろっぼろの網焼き機に挟み、どぅるっどぅるのコンロでじゅうじゅう焼いた。 子どものころに食べた鰻は、なんか固くてそ

        • 寝る前の儀式

          寝る前の時間をどう過ごすかで睡眠の質は左右される。 しかし、どうしても寝る前のスマホがやめられない。 何度か「脱・スマホ」にチャレンジしたが、3日もたてば、スマホが顔面に落ちるくらい寝落ち寸前までスマホ漬けである。 そこで寝る前に本を読むことにした。 全ての身支度を済ませ、布団に入り、本を読む。 我ながら最高のプランだ。 ちなみに電子書籍ではなく、紙の本にした。(普段は電子書籍も使っている) 自分で言うのもなんだが「寝る前の読書がお気に入りの時間です」はかなりのパ

        麦くんと同じ言葉を放った思い出

          誕生日を宣言できる人とできない人

          人類は2種類に分かれる。 誕生日なんです~!と宣言できる人とそうでない人。 私は後者だ。 子どもの頃は、「おめでとう!」と朝起きた瞬間に家族にお祝いされ、夕食には自分の好物が並び、ホールケーキにろうそくをたてて食べた。 20代のころは、12時になった瞬間に友達からメールが届き、週末に話題の店でお祝いしてもらった。 自分から「今日誕生日なんです!」と宣言せずとも誰かが祝ってくれた。本当に恵まれている。 さて、ここ最近の私の誕生日事情はどうだ? 一昨年は、仕事に勤しん

          誕生日を宣言できる人とできない人

          36歳、正しさからの卒業

          人生の半分が過ぎた。 私は今日36歳になった。 なぜか70歳までは生きようとしてるが、残り半分をどう生きてやろうかと考えた。 アラサーから人生が思うように進まない。 なんて人生だ…!と落ちるところまで落ちた。でもよく考えてみると、それ以前も思い通りになった記憶はない。 もっと子どもだった頃は、なんとかなっていた気がする。頑張った分だけ手ごたえがあって、褒められた。運動神経を前世に置き忘れたタイプだが、努力と根性で逆上がりもできた。 あれは幻想だったのだろうか。 大人

          36歳、正しさからの卒業

          食のミニマム

          気付くと冷たい飲み物を欲していた。 そう、季節はすべてを飛び越え「夏」を迎えようとしている。 *水で満足できない体になってしもうた*気持ちの準備なんてものは、いつだってできた試しがない。今年は特になんの前触れもなくやってきた。 私の主飲は水だ。 水道水を簡易的に浄水したものを、それはそれは美味しそうに飲むことで有名である。冬場は白湯なんか飲んだりしちゃって、健康志向の申し子だ。 最近、お風呂上りにシュワシュワ系が飲みたくなったり、パソコンのお供にコーヒーを飲んでもし

          食のミニマム

          買ったら満足してしまう”あの現象”に名前をつけたい

          雑魚キャラの盗賊みたいに、連日ファミチキをむさぼり食べている。運動量に反比例して、食欲が増殖中。 どう書いても事実は同じ、ただの食べ過ぎである。 *食後、スーパーに走る食欲* さすがの食欲に恐れおののき、夜の食事時間を早めた。気持ちだけはいつだって健康志向だ。 18時に、ひき肉たっぷりの担々麺ならぬ坦々ごはんを食べる。ヘルシーに冷奴もつけた。 ここで終わるならいいが、追加して冷凍唐揚げ2つも食べた。その後どうしても甘いものが食べたくなった。 私はスーパーに走った。

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          オンライン飲み会でのコミュ力2.0

          ZOOMならぬLINEビデオ通話で、オンライン飲み会をした。 数少ない旧友と。 ちなみに私は勝手に親友だと思っている。 信頼している友との会話はとても楽しい。 本当にあった怖い話だが オンライン飲み会は気付くと深夜2時だったりする。 しかも何度も。 私は内弁慶の名誉会長になって久しいのだが、旧友とは何でも話せる。 ありのままの自分をさらけだせる。 エルサになって歌い上げたいほどに。 *傾聴できない女* 恐ろしく口下手なのに、本来の私はおしゃべりだ。 自分の話をベ

          オンライン飲み会でのコミュ力2.0

          何でもないゴハン

          出会わなければ良かった 気付きたくなかった 信じたくなかった 生きていればこんなことのエンドレスリピートだ。 ずっと、1人で食べるゴハンも”美味しものは美味しい”と思っていたけれど 昨日一人で食べたオリジン弁当が色褪せて感じた。 オリジンは間違いなく美味しいのだが、感情が追い付いてなかったのだろう。 とてもお腹が空いて 自分以外の人が作ったものが食べたくて チョレギサラダまでつけたのに… すごく前に、誰かと食べた ”なんでもないゴハン”の方が1万倍倍美味しかっ

          何でもないゴハン

          そうか、心が揺さぶられたかったんだ

          私の部屋にはテレビがない。 この部屋に来て、1年が過ぎた。 ”影響を受けやすい人類 BEST100” には選ばれる自負がある。 引越す時に、テレビを見る時間を生産的な活動にあてていこうと、頑なに買わなかった。 そう、私は意識高い系なのだ。 あれから1年。私はYouTubeの虜になっていた。 テレビを見ていた時間は、そっくりそのままYouTubeに費やされていた。 ”自分に甘い人類 BEST100” でもある。 *おうち時間の増殖* (おうち食堂を駆使した

          そうか、心が揺さぶられたかったんだ

          喫茶喫飯~記憶喪失なひとときを~

          毎日を必死に生きているつもりだ。 擦り切れるまで使い古された言葉だが 「わりと、真面目にやっている」 それなりに満足しているし、それなりに不満もある。 この歳までひとりで生きていると、 “自分にはとてつもない欠陥があるんだろう” と思ってしまう 終わりのない不安に襲われる日がやってくる。 欠陥があったとしても「それがチャームポイントなんだ」 と、自己肯定感にはつながらない瞬間がある。 そんな瞬間を繰り返すと、とんでもない樹海に

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