ブラウザがサードパーティーcookieを拒否しているとFirebase Authenticationに失敗することがある
タイトルの通りなんですがウェブアプリからFirebase Authenticationを利用する際にブラウザが3rd party cookieを拒否する設定になっているとFirebase Authenticationに失敗するケースがありました。
手元の環境ではChrome(バージョン: 84.0.4147.125)のシークレットモードが3rd party cookieを拒否する設定になっていました。
詳細は以下の記事にかいてありますがアプリのデプロイ先のドメインとfirebase configのauthDomainの値がミスマッチしていると、上記クッキーの設定の影響により問題が発生するようです。
この中のauthDomainとホスティングしているドメインが違うために サードパーティCookieのエラーになるので、ここを同一のドメインにすれば解決します。
同様の事象と思われるQiitaの記事もありました。
問題が起きるとGoogle認証などを利用した際にfirebase.auth().onAuthStateChangedのuserオブジェクトがnullのままになり、認証処理が完了しません。
firebase.auth().onAuthStateChanged(user => {})
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