再び歩くことを許されて

昨日の夜のこと。
池袋駅で「あ、またこの感覚だ」と足取りが重くなる。だんだん周りの人の気配や音に過敏になり、一刻も早く静かな場所へ移動したくなった。改札周りだった為なかなか人混みから離れられず、頑張って堪えながらなんとか人通りの少ない通路に自販機を見つけ、水を買う。
その場に座り込み呼吸を落ち着かせた。こういう時、なによりも静けさと水が欲しくなる。
暫く座り込みながら水を飲んだ。そうすると予め飲んでいた薬も段々と効き始め、涙がでてきた。

これが復活の前兆だ。精神的に前向きな時にこそ症状は現れる。何度も、何度も経験して実感し尽くしたことだ。

すっかり気分も良くなり明日の朝早いな〜、どうしようー、などと考え出す。仕事ではないので気楽である。でもしっかり休もう。しっかり寝て楽しむ準備をしようと思った。