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なんでこんなに好きなんだろう

愛しいものに触れる時、どうしてこんなに好きなんだろうと思う。
たとえば猫。つやつやの毛並みを撫でる時、なんでこんなに好きになったのだろうかと疑問を抱く。

初めは猫より犬派だった。というか、猫の可愛さをひとつも知らずに生きてきた。
だけどそれを変えてくれたのは、ある人の言葉だった。その人が「猫が好き」だと言ったから。
私は次第に興味を持った。やがて自分自身で猫の良さに気づき、気がつけば自分がとんだ猫好きになっていた。

あの人がいなければ、こんな風に猫を抱いて寝ることもなかったかもしれないと、なんてことはないことだが、人生を変えられてしまったのだ。
その事実がときおり私の胸を打つ。

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