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選んでいる、って自覚ある?

わたしたちは、毎日何かを選んで、選択して生きている。
友人関係も、日々食べるものも、上司の命令に従うのかどうかでさえも。

母の友人に、「今の職場に不満があるけど、言えない」という人がいるそうな。
簡単に言うと、賃金に関して不利な条件を提示されているのにNOと言えない、ということだった。

この人は、「NO」って言ったら自分にとって恐ろしいことが起こると思っているから言えないのだと思う。

じゃあ、恐ろしいことって何? って考えてみると

・雇い主からいじめを受けるかも
・ここを辞めても他で働ける自信がない(60代)
・自分が辞めたら周りが困る
・自分がNOと言って通ったら、条件を飲んだほかの人がかわいそう

このあたりかな。
あなたは、これを見てどう思いますか?

正直、この人が辞めて困るならこの人のことをもっと大切に大切にしているはず、とわたしは思う。

この人自身が
NOって言わないわたし優しい。
とか思ってるから、そうなっちゃうわけで。

この人は、言いたいことを上司に言わず友達に愚痴るだけ愚痴って、アドバイスされた日には
「でもわたしNOなんて言える人間じゃない」
と言ってしまう。何度も。

そりゃ友人(母)も「シラネ」ってなりますわ。

わたしも昔、散々これをやってきました。
怖いとかもあるけど、何を言ったら自分の気持ちが伝わるのかわからないし、気持ちがそもそも言葉にならなかった。
モヤモヤしているのに、どのあたりがイヤなのかわかっていないこともあった。

だからこそ、友達とかに相談して言われたことは、痛いかもしれないけど一回ノートに書いてみましょ。

ノートに書いたことをちゃんと読んだら、相手を苦しめたくて言ったアドバイスではなく、「改善策を言ってくれてるだけ」だったって気づくよ。


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