Uber Eats 配達員向け 料金メーター制作

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ふと思い立って、Uber配達員向けの料金メーターを製作してみました。

配達員は御存知の通り、Uberの配達報酬って、配達が完了するまでいくらになるのか全く分からないという代物です。
これ、地味に辛い仕様でして、特にロングドロップの時、「結構走ったけど結局いくらになるんだろうなぁ…」と思いながら走ることになります。

そこで、タクシーのような料金メーターを作ってみようと思いました。
趣味の電子工作です。

走行中にリアルタイムに、ポコンポコン料金カウントが増えていくので、走りがいがあるってもんです。
クソロングでも、このカウンターを見てると少しは気が紛れるかな、と。

●● 使ったもの ●●

・M5StickC Plusという小型マイコンユニット
・M5Stick用 GPS受信機
トータルで数千円程度です。

●● プログラミング ●●

M5StickC Plusは、Arduinoという開発環境でプログラミングすることができます。
C言語を使って、比較的楽にプログラミング可能です。

通常のArduinoだと基板やICがむき出しの状態なのですが、M5StickCの場合は筐体に最初から入っており、液晶も搭載。いたれりつくせりですね。
電池も内蔵していますし、Gooveポートというコネクタを搭載しているので、GPSもケーブルで接続するだけで動きます。

GPSの信号は、TinyGPS++というライブラリを用いると、楽に取り出す事ができます。

・gps.location.lat()
・gps.location.lng()
上記2点をTinyGPS++から引っ張り出して、distanceという関数に突っ込んであげれば、前点座標からの距離(メートル)を返してくれます。

距離を積算していき、
積算距離 × 60 × ブースト率(1.0~1.3) = 配達報酬
積算距離 × 60 × 0.1 = Uber手数料
となります。


M5StickC Plusにはボタンが2個ありますので、片方を押したら積算距離をリセット。
もう片方を押したらブースト率を変更するようにすればOKですね。

みなさんも製作にトライしてみては如何でしょうか。


●● 代理製作 ●●

上記の内容を読んで分かる人だと、おそらく簡単に作れると思います。
ただ、プログラミングの知識が無い人だときっと厳しいです。

もしよろしければ、代金を頂ければ代理で製作することは可能ですので、当方までお声がけください。(おそらく5000円くらいです)
電子工作レベルの代物ですので、そのあたりはご承知おきを。(一般的な製品のような完璧性はありません)

下記Twitter経由でDMして頂けると対応できるかと思います。

確定申告の記事も別途書いていますので、ぜひ読んでみてくださいね。


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