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11.息子の不登校と通信制高校にみた希望 前編

息子が不登校となった時の辛さなど
細かいことはまた少しずつ
書くことにして。

今回は通信制高校への転学までの流れ
前編と後編にわけて
私目線で書いていきたいと思います。

息子が不登校になると
息子の高校では常駐のSCさんと
すぐに繋がり
学年主任の先生も含めた
私と息子、親子面談がありました。

そこでの話し合いはまず
◯1年間という長いスパンで考えよう
◯1学期は体調(と精神的な面)を整える
ことを優先しようと
心療内科の受診をすすめられました。

息子は特に学校に行きたくないとは言わず
主に頭痛を訴えていたため
地域の一番大きな病院で
MRIまでやりましたが異常はなし

そこで心療内科へという話に
なったわけです。
(心療内科のお話は
また今度ゆっくりお話できたらと思います)

この面談の後、息子は
週2〜3回行ける時もありましたが
今思えば無理をしていたのでしょう。

コロナ禍という事もあったのですが
午後には保健室からの体調不良・
早退連絡の電話...。

夏休みには週に1.2回
担任の先生やSCさんのもとへ行く
登校の練習もしました。

ですがまた息子は
夏休み明けパタリと行けず...
ただコロナ禍で授業がリモート授業となったため
出席が普通より稼げた年でした。

通院しながらなんとかこのままと
願ってはいましたが
この頃になると高校側から
通信制高校』という単語が出始めます。

息子は拒絶しました。
私は正直、得体が知れない所という
感覚でした。

なんとかここで進級をと願う息子。
私には既に冷静に物事を考える余力は
なくなっていて...
息子の望みを叶えたいが
何をしたら良いのかわからずにいました。

通信制高校を調べた方が良いのか、
でも本人は望んでいないのに?

必要な時はSCさんから息子に
通信制高校の話をすると言っていた、
私は刺激をしない方がいいのか?

コロナ禍のため
救済措置があると言われていたわが家。
ただそれだけを考え
ただ泣きながら途方に暮れる
そんな日々でした。

2学期の期末テストが終わった12月。
私たち親子はまた呼び出されます。

息子は中間・期末テストは全て受け、
点数は低いものの赤点は無く。
一縷の望みを持っていましたが
そこで待っていたものは...

担任の先生の
「え?まだ通信制高校の見学をして
いないんですか?」という
思いもよらぬ一言でした。

息子はこの言葉で
転学を決意したようでしたが、
私は息子の前でしたが大泣きしました。
もうここにはいられないのだ
やっと悟ったからです...。

今回はこのあたりで
次回後編に続きます🍀

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