見出し画像

#ハガネノコドウAE ありがとうございました!

萬腹企画 14杯目「ハガネノコドウ A-E」、
全公演が無事に終了致しました。
観に来てくださった皆様、配信を観てくださった皆様、ありがとうございました!!
配信されたデータ(アーカイブ)は、6月19日まで購入と閲覧が可能です。
(大橋頼 を選択して購入して頂けますと幸いです!!🙇‍♂️)
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=66021&

また、千穐楽の開演時間が直前に変更となってしまった件について、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。

以下、今回の私の感想です!ネタバレを含みますのでお気をつけください。

あうるすぽっと(キャパ301)の舞台に立てるというのが嬉しくて、ずっと楽しみにしていました。
6年間小劇場に立ち続けてきて、一番大きい劇場だったんじゃないかな?
萬腹企画さんの作品には2018年から参加させていただいており、なんと本作で9作目の出演になります(時の流れ!!!!!!)。やはり萬腹企画さんにとっても、あうるすぽっとでの公演は大きな挑戦、新しい一歩だったんだろうなと思います。
コンパクトな劇場で、バシバシにムービング(動く照明)を使ったり、体に響いてくるような爆音を出して地球を守ったり、小さい部屋×2を人力で回したりしていた頃が懐かしく、楽しかったなあとも思いますが、
あうるすぽっとの大きさだからこそできる美術、演出が新鮮で、やっていて面白かったです。

ラストシーンで、キャットウォーク(舞台天井にある細い通路)から青い花びらがふわふわ落ちてくるところ、あれめっちゃいいですよね。
あのシーンではもう私たちドローンは壊れている状態なのに、泣いて震えそうになるのを堪えるのが大変でした。笑

相方の芹ミライ役、若松春奈さんと、ウィード役の若本諒平さん、蘿蔔(すずしろ)セツナ役の作田慎吾さん。
何度もご一緒させていただいておりますが、
今回、本当にお世話になりました。

ドローンとマスターの関係性、お揃いのアイテムなどは、役者が自由に考えたところが多く、
ティナと芹のお揃いのタトゥーも、若松さん(まちょさん)が提案してくれたものでした。
本当は 口ピアスも芹とお揃いにしたかったのですが、ちょっとビジュアルの方向性が変わり過ぎてしまうかも……ということで無しになりました。口ピが開いてるティナちゃん……👨‍🎤
芹にとってティナは、「芹が自分では着たくても着られないような可愛らしい服を着せてあげている、お人形のような存在」と平さんは仰っていて、確かに人形のような可愛がり方をしてくれていたなと思います。笑
女性キャストからの人気が特にアツかったまちょさんですが、私のマスターだぜ……と毎回心の中でドヤ顔してました。笑

若本さん(若様)演じるウィードは、元々セツナのドローンでしたが、セツナが殉職したあと芹に引き取られています。
ティナにとっては兄のような存在なのかな、と、思っていたのですが、
ラストシーンの土壇場でセツナの映像を出すあたり、表には出さずともやっぱり寂しくて仕方なかったのかなあ……、ちょっと弟っぽいかもなあ……と今は思っています。あのシーンも本当にいいですよね。初稽古の時から泣いてました。
恐らく若様とセツナ以外の人に照明は当たっておらず、見えなかったかとは思うのですが、
二人が拳を合わせる時、ティナは笑顔で見守っておりました。多分ティナとして微笑むのはあのシーンが初なんじゃないかな?
若様は お芝居についてはもちろん、殺陣にも、あの短いTikTokのシーンにも全力で、稽古中も本番の出番前も一緒に合わせてくださったりしていました。

セツナとティナに接点はほぼ無く、目が合うシーンも無いのですが、作田さん(作ちゃん)の出てくるシーンはどれも好きです。あと、劇中劇「ジャックと豆の木」の時のビジュアルが良すぎる。昔のフォークソングの人みたい。笑
楽屋であの姿の作ちゃんとすれ違う度にニヤニヤしてました。
迫力のある映像を作ってくれたのも作ちゃんで、
特に私が好きなのはやはり、エンディングで流れるネモフィラ畑のポチと明の映像です。
青い空に大きな月がそこまで来ていて、人間がいなくなった地球には青い花が咲き乱れている、という絵がとても綺麗でした。

あの映像の中にはいないけど、本当ならあそこに私たちドローンの亡骸(?)も90億機ぶん転がっているんですよね(なんか言い方が不吉ですみません……)。それを見て、明やGPHO以外の人間はどう思ったのかな〜、と考えてしまいました。
日本人は特にその傾向が強いとは言いますが、「皆がそうしているから」で自分の中の「普通」を決めてしまうことは私にもあります。まあ「月が落ちてきたら確実に死んでしまうから逃げないといけない、でも地球とほぼ同じ星があるからそこに行こう💪」となったら、そうか……やるしかないな……と思うとおもうのですが……。
「反移住派」が存在していたように、明のように地球に残りたかった人や、ドローンを家族や恋人のように思っていて、手放したくなかった人も沢山いたんですよね。
でもなぁ〜〜。私だったらどうするんだろう。もし、地球を離れるためにコットちゃん(うちのうさぎです)を置いていけって言われたらどうしよう……

……無理ですね。かなり無理。やめようこの話。(笑)

「(定義は様々ですが)普通の日常を送れていること」とか、感謝すべきことは沢山ありますが、
美しい地球という星に、大切な人達と暮らせていることに感謝というか、思いを馳せる時間があってもいいのかもしれないですね。
松田聖子さんの曲で一番好きなのは「瑠璃色の地球」です。歌詞もメロディーも良すぎる……。

平さんとは毎回、「もし自分以外のキャラクターを演じるとしたら誰がいい?」という話をするのですが、私は萩ノドカが好きです。
萩の繊細すぎる性格と、そこを振り切って最強になっちゃう感じが、「闇を感じる」のスレスレをいってて凄くいいなと思ってます。(笑)
特にラスト付近の萩のシーンが好きで、稽古中はいつも見てました。👀
半澤楓さんの演技と、稽古への取り組み方もかっこよかったです。人見知りが過ぎて全然お話しできませんでしたが……😭
イリス(相蘇晃さん)とのコンビも似合っていて素敵でした!!黄色コンビ……

とにかく今回は、素敵なチームに恵まれて、本当に充実した公演でした。

実は本番前に「腎盂腎炎(じんうじんえん)」の一歩手前までいってしまいまして、
その時は脇腹と腰が痛くて仕方なかったです。
頑張りすぎ……とか自分で言うのもアレですが、ひたすら突っ走っていた4月〜5月だったせいかなあと思います。
ほんと、朝起きたらもう腰が痛くて呼吸をするのも痛くて、というか何もしてなくても血流で痛いみたいな……経験したことはないけど、これがぎっくり腰……!?って半泣きで病院を調べまくってました。
腎盂腎炎、高熱が出たりすると、点滴を打ったり入院したりする必要もあるそうなので(※私が調べた情報なので、もしお心あたりのある方は病院でご相談ください!!)、
何か体が変……となったらすぐ病院へ……!
本当は腰が痛くなる前に(全然気にならないくらいのささやか〜な前兆は確かにあった)、熱が出る前に病院へ行くのがいいそうです。そりゃそうじゃ
何事もなく舞台に立つことができて本当に良かったけど、今回の大きな反省点かなと思います。
もうあの腰の爆痛を味わいたくなくて、今も一日に3リットルくらい水を飲んでます。逆に大丈夫なのか……!?

体だけは丈夫な私ひとりの企画、「かいじゅうコット」が、いよいよ再始動します!
萬腹企画さんとのコラボ公演、「マッピルマの人々」を、7月末に行います。
先日オーディションが終わりまして、まもなく情報解禁などを行っていく予定ですが、私はまだ原稿に追われています。もうちょっと〜!
萬腹企画の平さんが演出、私が脚本を務めるのですが、
「ハガネノコドウ」とは全く違う世界観で、戦い方で、私も頑張りたいと思います。
早く色々お伝えしたい〜!
情報解禁を楽しみに待っていてくださると嬉しいです🙇‍♂️✨
宜しくお願い致します!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?