スチームパンカーズ/猛禽達の宴/The Untouchables from UK

スチームパンカーズの持ち回りGMキャンペーン「猛禽達の宴」第4話「The untouchables from UK」スミレさんGM回だよ!
超大型クロックエンジン「ペンドラゴン」の次なる予言は新しき大地、北の湖の街。そう、アメリカ大陸はシカゴです。1933年、シカゴ。そうですよ!禁酒法でマフィアでアル・カポネでアンタッチャブルズですよ!エリオット・ネスとマーロンとウォレスとストーンですよ。スミレさんの大好きがシナリオに結実した最高のシナリオでした。
今回は現ウィリンガム伯爵家当主、弱冠16歳のルシェル坊っちゃんと、執事ジーヴスの過去が明らかになる回でした。先代の功績やルシェルが親を亡くした事情、スミレさん担当のルシェルが今回いない事情。なるほどそういう風に組み立てるのだなあ、と勉強させもらいました。
シスター・テレジア(ニバサンドさん)
相変わらず酒に溺れる不良シスターですが、神の御言葉を説く役割をとてもドライに、けれど真摯に捉えています。夫と娘を酒で失った婦人にかける優しい言葉と、その状況を”人の選択”と切り捨てる怜悧な思考。彼女の来歴と今後は次回最終回で語られることになるのでしょうか。
桜城貴(Lainさん)
相変わらず得体の知れない東洋の酔っぱらい剣士ですが、言葉の端々に、なにやら彼の芯となる考えのようなものが窺え……ますかな?ますよね?テレジアとはいいコンビ。アメリカのウィスキーは美味しかったでしょうか。
ジョー・ギリアム(せんださん)
酒クズのテレジアと貴を上手にコントローする、今回もチームの司令塔。現在のアメリカは禁酒法で酒が飲めないとか、そういう事情を上手に包み隠して、酒クズ二人をシカゴの地に連れていきます。冒険家かつエージェント、ある意味老成した彼は、このあとペンドラゴンといかなる関わりを持っていくのでしょうか。
ジーヴス(よっぴー)
あのルシェル坊っちゃんが独断専行して、行方不明?アメリカ、シカゴ、マフィア!?それってもしかして旦那様のあの事件の!!
最初から最後まで、情緒が振り切れた回でした。
ですがジーヴスは嬉しゅうございます。あの、幼く、小さかったルシェル坊っちゃんが単身アメリカに渡り、誰一人知る者のいないシカゴの地で、巨悪を暴き、旦那さまの敵を追い詰め、ついには復讐を果たしたのですから。そして、旦那さまの衣鉢を継ぎ、犯罪撲滅のための基金に私財を投じる……ええ、ええ、ジーヴスは嬉しゅうございます。坊ちゃま、いえ、ルシェル様は本当に、大きく、立派に成長なさいました。(執事バカ)
そんなわけで(どんなわけで?)次回いよいよ最終回です。ペンドラゴンの予言は、スチームパンカーズの運命は。刮目して待ちましょう。

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