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トーキョーNOVA/ラストステージ

 HORYIさんRLの#トーキョーN◎VA、ラストステージ全4話、ついに完結しました。
レトロアイドル結城あや(17)のデビュー直後から作中現在までの19年間をオムニバス形式で綴るミニキャンペーンです。
 19年という年月を同じPCで遊ぶ本作、データ的な成長(笑)もさることながら、PCの設定的な成長がとても楽しいセッションになりました。

 PC1、紫秞(25才→44才、男性/らきさん)
 第1話ではマリオネット所属。報道向けの動画製作が本業だが、視聴者の好奇心を煽るためならフェイク動画でも捏造でも何でもござれ。荷物持ちの従者を従えて、周囲の人々を怪しい夏なまりで翻弄するトーキーでした。
 その後はN◎VAスポに転職し部下が増え、仕事も充実し、3話の1099便ハイジャック事件の際は、独立系映像製作会社Cue-onを設立、弱冠35才の若き社長となっていました。
 最終話では順調に会社を大きくしたものの、現場を離れたストレスで激太り。体調管理のために通い始めたジムのインストラクターと恋に落ち結婚し、一児をもうけてからは人柄もすっかり丸くなり、事業は拡大、なんとびっくり福祉事業にまで手を広げる成長となりました。
 のちに結城あやが設立したチャンネル99は、Cue-onを超える会社に育てたい、との思いを込めて、9(cue)の字を重ねたとか。

 PC2、赤坂アラン(27才→46才、男性/よっぴー)
 千早重工カムイST☆R支社オタク会社員。実家の子供部屋に起居し収入の大半を結城あやの推し活に捧げるアランが、N◎VA本社からやってきた後方処理課長メルトダウン氏と出会ったことで、彼のオタク人生の歯車が狂いはじめます。
 結城あや現場では、スタッフから“サイリウムさん”と呼ばれた彼は、真教浄化派のテロを防いだ功績を認められ、第2話ではブラックハウンドに出向、N◎VAで一人暮らしをはじめます。千早復帰と時を同じくして発生した“奈落落ち”を期に千早本社に異動となったアランは、業務支援部三課長としてなんとなく出世を重ね、最終話では新しく設立された千早ミュージックエンターテインメントの取締役兼エグゼクティブプロデューサーとして、新進気鋭のレトロアイドルユニット“私立鶯谷中学”のマネジメントに邁進しています。

 PC3、百近遥夢(17才→36才、女性/のむひでさん)
 千早系列の企業に勤める両親を羅生門に殺害され天涯孤独の身となった遥夢は、厳しい修行の果てに、羅生門への復讐を誓う用心棒として活動を始めます。
 用心棒として、(シナリオから要請される)さまざまな依頼をこなす傍ら、羅生門八鬼衆の痕跡を追い、ついに下手人である闇柳生の首魁の居所を突き止めた遥夢は、遠くヴィル・ヌーヴの地で復讐に終止符を打つのでした。
 生涯かけて果たすと誓った復讐を27才の若さでやり遂げた後、人生の目的を失った彼女は、アランの紹介で千早の後方処理課に職を得ます。そこで出会った赤坂の部下、根津ジンクと結婚。一男一女を得て、普通のサラリーマンの夫を持つ、優しい母親として第二の人生に踏み出します。
 用心棒としての手腕と実績を頼りに立ち上げた会社、ホワイト・トライブ・インターナショナルで、千早の下請け仕事を始めた遥夢ですが、今度は潰滅の憂き目に遭った闇柳生の復讐の対象として付け狙われることになります。
 果てしない復讐の連鎖に終止符を打つため、いく当てのないヤクザ者に更正の機会と職を与える「なんでもやる会社」としてWTIを拡大し続ける社長です。

 最終話ではなんとPC全員が会社経営者(アランは取締役だけど)にして戸建ての住宅持ちというおもしろ設定。経験点の大半をPC表現のためのアウトフィット購入に費やすという、なんとも楽しいキャンペーンとなりました。

 RLのHORYIさんには、トンチキなビルドとフレーバー設定山盛りのPCを快く受け入れてもらい、おかげさまで楽しいキャンペーンを走りきることができました。同卓のPL諸氏とも素敵なやりとりを沢山重ねて、高解像度なPCを育てることができました。
 みなさんありがとうございました。

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