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メタリックガーディアン/舞え、銀河の翼(前編)

せんださんのメタリックガーディアン、ミニキャンペーン「舞え、銀河の翼」に参加してます。まずは前編の感想から。
アヴィオール王国。地球からは遠く離れた銀河中心方面に位置する複数の惑星を統べる王政国家。その統治は平和裏に進んでおり、多少の揉め事はあれど大きな戦乱もなく、国民はそこそこに幸せを謳歌していた。
その平和は、突如現れたガリスディア第五帝国の侵攻の前に脆くも崩れ去った。
首都を襲う遊星爆弾、王城に殺到する敵軍。圧倒的な軍事力の差を前に敗北を悟った国王は、王女カリナ・アヴィオールの身柄を若き近衛カルマ・ヴィルヘルムに託す。二人が逃げ延びたその星の名は「地球」。
あれから7年、リンケージの才に目覚めたカルマと、アイドルとして活動するカリナはそれなりに平和な日々を送っていた。
そう、帝国の魔の手が迫るその時までは。
「やぁー、レイチェルちゃん。今日も美人さんだねー。この作戦が終わったらどう?ご飯とかお酒とか、その後もいろいろと♡」
「中尉の機体を引き継ぐそうだな。きみにはその覚悟があるのか?機体だけではない、中尉の意志を継ぐ覚悟が、きみにはあるのか?」
「どうしてだよ!カリナをガーディアンに乗せるなんて!彼女はぼくが守る、そう決めたんだ!危ない目に遭わせるなんて、そんなこと!!」
「守られるばかりのわたしじゃいけない、そう思うの。わたしの歌が人を笑顔にできるなら、乗ります!ねえカルマ、わかってよ!」
「カリナ、これに乗れ!お前は歌って戦うアイドルになるのだ!」
今回はね、PC1を拝命しました。亡国の王女にして絶賛売出し中のアイドルですよ!オレがやらずに誰がやる!!
PC1、カリナ・アヴィオール(17才、よっぴー)
前述の通りアヴィオール王国の王女。逃亡先の地球ではマキタ・ゴウノスケ氏の保護のもと、アイドルとして活動しています。今日も満席のライブの最中にガリスディア第五帝国の奈落獣の襲撃に会い、なぜかコンチェルト級ガーディアン「スターライト」に登場することになります。マキタの小父様、説明がたりなさすぎるよ……。
カルマと他の人とで一人称を使い分けたり、お嬢様口調で話したり、たっぷり楽しませてもらいました。
PC2、カルマ・ヴィルヘルム(17才、シノノメさん)
カリナとともにアヴィオール王国から地球にたどり着いた近衛の少年。同い年の彼女を守る強い使命感を持ち、フォーチュンの隊員としてウォーバード級ガーディアンを駆る若きリンケージです。カリナを思う気持ちのあまり、自らもガーディアンに乗り組もうとする彼女と一時は衝突しますが……。
3人の先輩に鍛えられて、少年から一人の男へと成長する様が眩しかったです。
PC3、陣代宗真(25才、TK44さん)
機甲歴とは別の地球から飛ばされてきた異世界人にして、ルミナス所属のリンケージ。元の地球はガリスディア第五帝国の侵攻に敗北してしまったので、今度こそは地球を守ると決意を固め戦う中尉さん。流れ着いた地球で出会ったとある歌、それは、カリナ・アヴィオールの歌なのでた。
カリナのファンで、毎月分厚い封筒のファンレターをくれる「紫のバラの人」。お仕事が忙しいのでライブにはきてくれないけど、ファンレターやラジオへの投稿で、ファンの間でも有名なガチの王国民です。
新米パイロットのカリナを親切丁寧に指導してくれる好青年でした。
PC4、ミハイル・バルクホルン(25才、しろけもさん)
顔・金・才能の三拍子が揃った名家のボンボン。欲しいものはすべて難なく手に入る順風満帆の人生、足りないのは刺激だけ。刺激を求めて入った軍でもエースの名をほしいままにしてきた彼の前に立ちはだかる初めての強敵。
「君はまだ発展途上だ。私の相手をするには少々早い。君が資格を得たらいつかまた戦おう」
ちゃらちゃとした軽薄な態度でオペレータのレイチェルを口説く姿の奥には、なにが隠れているのでしょうか。

次回後編。ミハイルとレイチェルの仲は果たして進展するのか、陣代は今度こそ帝国の侵攻を食い止めることができるのか、カルマはシュミット中尉から引き継いだ機体を乗りこなせるのか、そしてカリナの歌に秘められた力の謎とは。
引き続きよろしくお願いします。

いやしかし、サードワールドウォーの重版が待ち遠しいです。せめて電書で出してくれないでしょうか。

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