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蒸気活劇RPGスチームパンカーズ/たったひとつの冴えたやりかた

蒸気活劇RPGスチームパンカーズ「たったひとつの冴えたやりかた」を遊んでもらいました。

1933年ロンドン。レマンストリートで暮らす蒸気工の少年ウィリアムは、仕事の帰りに一人の少女と出会う。ロンドンに舞い降りたドロシーと名乗る彼女は、怪しげな黒服の男たちに追われていた。
「助けて、追われているの!あの人たち、父さんと母さんを!」
とっさに少女の手を引き逃げ出すウィル。足が向かう先は旧知の蒸気技師シェンのもと。彼女ならきっと力になってくれるはず。
「大丈夫だよ、ぼくに任せて!」
一方そのころ、スコットランドヤードの蒸気捜査官アレックスと、MI5の外部協力者アヤメはそれぞれにクライアントからの依頼を受ける。
黒服の男たちの正体は?そして少女は何者なのか?

こんな感じでロンドンの街を駆け回ってもらいました。

PC1、ウィリアム・クロフォード(15才、紫苑さん)
蒸気大戦に従軍し西部戦線で活躍した英雄を父に持つ15才の少年。ですが、その父は戦功と引き換えに利き腕と片足を失い、今では仕事はおろかまともに動くこともままならない体です。病気の母の薬代と生活費は傷痍軍人が受け取る年金だけでは維持できず、ウィルは蒸気工として働く日々を送っています。
工場の親方は決して悪い人ではありませんが、しかし世間の風は冷たく、暮らし向きはなかなか上を向きません。
「いつか一流のエンジニアになって世間を見返してやる」
父から受け継いだ対戦車パイルバンカーを手に、ドロシーを守るべく奮戦してくれました。

PC2、シェン・リグノア(25才、あめ子さん)
職業、蒸気技師。
「休みの日?趣味の開発に勤しんでいるわ。さまざまな試薬にあれこれの金属片を投入し、好奇心の赴くままに、実験を繰り返すの。新素材の発見には自由な発想とたゆまぬ努力が必要なのよ」(爆発、閃光、振動)
何より許せないのは、スチームギアを悪用する輩です。スチームセグウェイを華麗に操り、黒幕を翻弄してくれました。

PC3、アレックス・ルイ・アームストロング(35才、alfreatさん)
豪腕の錬金^H^Hスチーム捜査官。
貧弱な坊やだったアレックスは、無力ゆえ、大切な人を失います。同じ事件だったのでしょうか、とある蒸気事件で重症を負った彼は、その代償に隆々たる筋肉を手に入れます。
上司の指令に意気揚々と捜査を開始し、ウィルとドロシーを助けるべく、活躍してくれました。筋肉で全てを解決するかに見えて、根はクレバーな、情に厚く涙もろい好漢でした。

PC4、アヤメ・クロムウェル(27才、柚稀さん)
元近衛兵の蒸気捜査官。アレックスとは別部署で働いており、何度か任務をともにしたことがありますが、相性はあまりよくありません。任務の過程で体中に残された傷を隠すため、常に長袖の服をまとっています。男言葉のクールな姐さん。細身のシガレットがよく似合います。
愛用の蒸気ライターは、近衛兵時代に裏切られた友人から送られたものだそうですが、それを使い続ける彼女の心中はいかばかりか。
MI5からの依頼とドロシーを思う気持ちの板挟みに煩悶する姿、ごちそうさまでした。

今回のパーティーも、4人なりの「たったひとつの冴えたやりかた」を見つけ出してくれました。みなさんお疲れさまでした。

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