グランクレストRPG/Re:RISE

そして日曜日はTK44さんGMのグランクレストRPG「Re:RISE」に参加しました。
ソルテラス子爵領を治める賢王サイラスは弟スカールに謀殺され、王位は簒奪された。辛くも難を逃れた息子カンビュセスは老将オズに保護され、キャンビーと名を変え辺境の村に逃げ延びた。以来十有余年、新王スカールの圧政に喘ぐソルテラスに一つの噂が流れるのだった。
「サイラスの遺児、カンビュセスは生きている」
国情を憂う騎士とメイジは噂の真相を確かめるため辺境を訪れる……。
こんな感じで幕を開けた王道ファンタジー、直球ど真ん中の貴種流離譚だよ。
PC1、カンビュセス・ソルテラス(キャンビー)(18才、よっぴー)
賢王サイラスの遺児。自分の身の上は知っていますが、きっとこの田舎で、兄貴分のミーシャとともに暮らしてゆくのだろう、とふんわり思っている18才です。噂を頼りに村を訪れた王都からの迎えの言葉に躊躇し一度は逃げ出しますが、身近な人を守るため、仲間の励ましに助けられ、王都へと向かうのでした。
PC2、ソルウォ・アメシストス・ソルテラシーナ(18才、すださん)
ソルテラス子爵領に仕えるアメシストスの家に連なる騎士の嫡男にして、ソルテラシーナを名乗ることを許されたもうひとりのロード。カンビュセスとは乳兄弟として幼少を過ごした旧友。スカールの圧政に王宮内部から抗い、国の将来を憂う本物の騎士。力あるものの責任を自覚し、プライドを持って行動する彼はキャンビーの惰弱な態度に怒りや失望を感じたのかもしれません。無理強いはできない、しかしスカール弾劾の旗印にはカンビュセスの存在が絶対に必要で。「上を向け、前を見ろ」と語る彼の姿はキャンビーの心に大きな爪痕を刻みます。
PC3、エリックス・ボールドウィン(25才、ニバサンドさん)
ソルウォの同僚にして同じく国情を憂うメイジ。スカールや同僚メイジのルガーの暴政を諌めかわしつつ民衆の負担を減らそうにも限界があります。カンビュセス生存の噂を確かめるため、ソルウォと連れ立って村を訪れます。パーティーの年長者として、キャンビーの戸惑いや弱気に理解を示し、道を示しつつそっと背中を押す、大人の貫禄を見せてくれました。キャンビーの成長と仕えるべき王を見つけたことを、今は亡き友にそっと報告する姿も印象的でした。
PC4、ミーシャ・ジンジャー(19才、イサコさん)
戦災孤児。オズに拾われキャンビーとともに育てられた、キャンビーの兄貴分。強さに憧れいつかオズを凌ぐ戦士となり、歴史に名を刻むことで不死を手に入れんとする青年です。難しいことはわからないが気風が良くて、弟分のキャンビーを一番に考えてくれる快男児。前王の遺児というキャンビーの素性が明らかになった後でも、態度を変えることなく、行く道を強いることなく、ただ当たり前のように同道してくれる最高の兄貴でした。
今回のセッション、せっかくいただいた王道主人公をしゃぶり尽くすべく、せっせと穴を掘り、勝手に飛び込み、必死で這い上がりました。そのわがままに(オンラインの向こうで)笑顔で付き合い、いくつものシーンを追加してくれたGMのTK44さんと、ノリノリでプレイしてくれたPL陣のおかげで最高の1日になりました。
基本ルルブ、買いましたよ!続編も期待しています!

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