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メタリックガーディアン/舞え、銀河の翼(後編)

せんださんGMのメタリックガーディアン「舞え、銀河の翼(後編)」のレポートです。
さて、前編で、カリナ・アヴィオールの歌の力でガリスディア第五帝国の侵攻を辛くも退けたルミナスですが、その勢いに早くも陰りが見えてきます。
半舷上陸の気の緩みから敵軍に拉致されたカリナは、軌道上に浮かぶ敵重巡の中で不思議な声を聞きます。その声が語るアヴィオールの歌の秘密。さらわれたカリナの救出のため、正式な命令を待たず出撃するローゼンリッターの面々。
銀河に轟く愛の告白は、地球圏の運命を、人々の安寧を、世界の平和を守ることができるのか!?おまえたがいつかどこかで必ず見たことのある、熱く尊い物語が、今完結しましたよ!
今回は後半戦のハイライトを中心に紹介していくよ。
PC4、ミハイル・バルクホルン中尉(しろけもさん、ローズ2)
なんといってもレンチェル准尉との関係性ですよねー。キザで軽薄なセリフの向こうに見える焦燥とか熱い思いとか。レイチェル准尉にはそれが伝わっているからこそ、准尉は中尉を突き放すし、影から支えるし、それに中尉は答えていくのですね。
乗機パーフェクト・ギャラクシーを撃墜されるも辛うじて生還し、准尉の計らいで乗り換えたパーフェクト・マドンナを駆り、鮮烈に復帰してくれました。エンディングでは無事准尉をお持ち帰り、一足先に地球を目指すその先には、軌道に輝くダイヤモンド・リングが准尉の指先に眩しかったですね。
「他の男に渡すわけにはいかないな。オレはすべてを手に入れるんだ、車も、地位も、愛する女もな!」
PC3、陣代宗真中尉(TK44さん、ローズ1)
もうね、渋い!かっこいい!転生前の地球の惨状や結末を見ているからこそ、二度目の敗北は許されない。そんな大人の男の格好良さがだだ漏れでしたよ!カリナのファンといいながら、浮つくことなく、それは、元の地球ではとうに失われていた「歌という文化」へのリスペクトであったり、死に別れた隊長への敬意であったり。
苦しい戦いを経て、再び時を刻み始めた懐中時計に、陣代中尉はなにを思うのでしょう。
「カリナ、今のきみの歌には「許せない」気持ちが込められてしまっている。だが、ぼくの知るきみの歌はもっと楽しく、希望に満ちていたはずだ」
後日譚で語られた、初ライブ参戦記は、中尉の別の一面が見られて、ほっこりしました。
PC2、カルマ・ヴィルヘルム少尉(シノノメさん、ローズ4)
今作のPC1。カリナとのデートシーンでは丸腰故に敵軍にカリナを拉致され、傷だらけで基地に戻ることになったカルマですが、そこは男の子。転んでもただでは起きません。上層部を説き伏せカリナ救出のため、シュミット先輩から預かった機体で出撃します。
そして白眉は、クライマックス戦闘中の告白シーンでしょう。敵味方区別なし、平文のオープンチャネルで最大出力の愛の告白ですよ!これに惚れないヒロインがいますか!?(いやいない)
「カリナ、オレがきみを守る!ぼくは、きみが、好きだー!」
PC1、カリナ・アヴィオール(よっぴー、ローズ3)
えーっと、後半戦では半舷上陸で丸腰でお気楽デートのあげく敵に拉致されたり、見せ場のアイドル判定で失敗したり(2d6で8は無理だよ)、いろいろありましたが、なんとか無事にヒロインを勤め上げられました。セリカ姉さまとの共闘やカルマとの嬉し恥ずかし初恋ロール、陣代中尉からの励ましに奮起するシーンなど、たくさん考えていろいろがんばりました。
地球圏はとりあえず、つかの間の平和を手に入れましたので、これからはアイドル活動やカルマとの日常で充実した日々を送りたいと思います。
「離しなさい、無礼者!一人で歩けます!」

GMのせんださんは、「アイドル判定って使い道あるんですか?」という一言から「よっぴーさん、敵艦に攫われてみませんか?」と提案してくださったり、セリカ姉さまが生き残れるルートを用意してくれたり、裏切り者の元宰相レイヴンにも事情と花道を用意してくれたり、いろいろお世話になりました。あと、神業ファンブルはさすがd6強者ですね。

前後編、とても楽しく遊びました。みなさんありがとうございました。また遊んでくださいね。

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