フィアスコ/殺し屋がいっぱい
すださんのナビゲートで #フィアスコ を遊びました。「殺し屋がいっぱい」です。
10年前のある事件。今では伝説にも語られるあの事件の関係者が、バー「orchid」に集うとき、大惨事の幕が開きます。
ぼくの役どころは、事件の被害者の弟、河合淳也(28才)。殺し屋稼業に身を俏し、今は”J”とだけ名乗っています。姉の敵を探しやっと掴んだ手がかりをたよりに、バー「orchid」を訪ねますが、そこで出会ったのは、かつて姉と同じピアノ教室に通っていた清音ちゃん(すださん)です。
すっかり大人の女性になって、バーですてきなピアノを弾く清音ちゃん。え?賀川潮音?ああ、なるほど。この人も、なにかを抱えているんだな。そう察したJは、マスター(うしさん)にオーダーします。
「楼蘭、はできますか?」
そして見回した店内には、立派な胡蝶蘭の鉢植え。
(……間違いない。ここだ)
さあ。クリスマスの惨劇の始まりです。
フィアスコ、キャラ作がシステムに組み込まれていて、お互いに設定を投げ合うルールなので、キャラ作からすでに楽しいです。「自分のPC」だけじゃなくて「みんなで作った自分のPC」になるのとか、「ねえねえ、あなただったらこの設定、どう回収する?」って設定の投げ合いができるところが魅力的なシステムですね。
シナリオ中でも、シーン終りにシーンPLがシーンの幕引きを選択肢として場に置いて、これを他のPLが選ぶというルールで、これがまた楽しい。
そして、「バッドエンド(大惨事)に向かってみんなで坂道を転げ落ちる」前提のシステムで、まあ救いようのないエンドを迎えるのに、なぜかみんながにこにこでエンディングを描写するという不思議。感想戦では「これ、モノミュでやったら絶対許してもらえないよねー」とお話しして、全員一致を見ました。
とっても楽しかったのでまた遊びたいです。すださん、うしさん、ありがとうございました。
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