ケダモノオペラ/いさましいちびのホウキ

うしさんGMのケダモノオペラ「いさましいちびのホウキ」
すださんとともに無事終了しました。

魔女見習いに与えられる魔法のほうき。ほうきは魔女と苦楽をともにし、やがて一人前になった魔女は巣立ちます。残されたほうきは哀れ宝物庫でほこりを被るばかり。
そんな運命に従容と従ってなるものか。いさましいちびのホウキは新しいご主人を探して旅に出るのでした。そしてそこにはケダモノの姿が……。

エンギウサギのシミヅレ(すださん)は、ヒトの悲しみが大好物。その魂を好んで喰らう、邪悪な毛玉です。
「困った困った、ああ大変だ」と終始落ち着きのない疑似餌のマイディアの手綱を上手に引いて、ほうきの旅を助けます。きっと旅路の向こうには、悲しい出来事の一つも待ち受けているかもしれないし。
とはいえ、積極的にヒトを不幸に陥れるわけでなく、何やら遠大な計画を思い描きながら、じっくりと育てていくタイプのようです。
そうしてあちらを引っ張りこちらを押し。育てたあげくに情が移る、なんてこともあるのかもしれませんね。

メルカバのコロガタ(よっぴー)は、ヒト、というものがよくわかりません。かつての乗り手、その魂を喰らったが故に疑似餌となったオペラトーレを操り、己を操縦します。彼女が何故に、己が魂を差し出したのか、ヒトだったオペラトーレがなにを想っていたのか。考えてもわからないので気にしない。ただ、哲学心臓の奥に、なにか演算しきれない式があるようです。
新たな乗り手を求めるほうきは、疑似餌を求めているのだろうか。新たな乗り手たる彼女はほうきになにを求めるのか。
ふたりの答に「ああ、そうか」と賦落ちしたものの、なにを理解したのかは自分でもわかりません。ですが、オペラトーレの口角は、かすかに上がったのです。

ケダモノオペラ、楽しいですね!メルカバ、大好きです!
うしさんの操るほうきや魔女見習いは素敵でかわいく、大魔女は憎めない人物でした。2日に渡って遊んでいただきました。ありがとうございます。また遊びましょう!

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