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デッドラインヒーローズ/明けない夜は

沖合の人工島に新しくできたアミューズメントパーク“ラグーン”。
オープニングセレモニーの警備を依頼されたヒーローはヴィランの罠に落ちる。
現場に居合わせたヒーローたちは、獅子奮迅の活躍の末、逃げ惑う民間人をなんとか埠頭に集めた。避難船が出航したその後に残されたのは、殿を務めたふたりのヒーロー。
G6の救援が到着する夜明けまで、ふたりは生き延びることができるのか。

デッドラインヒーローズ「明けない夜は」(遥唯祈さん作)、遊んでもらってきました。

ハート・ライダー/溝口由里子(らきさん)
20年のキャリアを誇るベテランジャスティカ。周囲の評価は高く、自他共に認めるヒーローですが、そろそろ体力の限界を感じてきて、ひそかに引退を考えています。
メンタルが強くて声が大きい肝っ玉母さんタイプの彼女は、同じジャスティカである甥の洸をG6に紹介します。「人々を守ろう」という気概に欠ける洸の姿勢にもどかしいものを感じながらも、ときに突き放すように、ときに守るように、彼を気遣う姿が印象的でした。

ソード・オブ・ハート/尾上洸(ユウさん)
由里子おばさん、もとい、お姉さん大好き男子。由里子さんを守りたい。その一念でジャスティカとなったのですが、ノーマルがヒーローになるには辛く苦しい訓練と修行が必要で、いつになったら一人前になれるかわかりません。そんなとき声をかけてきたある人物。
「なあきみ、エンハンスドにしてあげようか?」
一も二もなく飛びついて契約書に判をついた洸は、そのままヴィラン組織のスパイとして使われることになったのです。
そして与えられた最初の任務は、そう、ハート・ライダーの暗殺です。
改造手術の折に埋め込まれた服従回路のせいで逆らえない洸は、由里子とともにラグーンに取り残されるのでした。

さてさて、叔母と甥のバディがどんな結末を迎えたのか。それは参加PLだけが知っています。今回も素敵な物語が紡がれました。
おふたり、ありがとうございました。また遊びましょう。


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