スチームパンカーズ/ロンドンの一番長い日

さあ、時間軸がかなり接近してきましたよ。
先日はスチームパンカーズの拙作「ロンドンの一番長い日」を遊んでもらいました。
アーマードリム縛りの軍隊ものです。ああ、大正浪漫のあれね?と思ったでしょ。残念、沖縄女子宇宙学校の方でした。
個別ハンドアウトもないシンプルシナリオなので、ロンドンの平和を守ってくれた若き士官候補生はアルファベット順にご紹介ー。
アイザック・テイラー(21才、采人さん)は元研究者。先の大戦で戦死したお兄さんの遺品のサングラスを携え、士官学校に入学します。兄のサングラスを掛けると性格が豹変するザック。クライマックスではそれまでの弱い自分を払拭してくれました。
ジョリー・ホール(17才、あやめさん)は元冒険家。冒険のための資金稼ぎのために一時的に士官学校に入学します。偽造カードで市民階級を偽りつつ、上流階級とのコネクションづくりに余念のない彼です。今回の事件の顛末を記したドキュメンタリーを出版してさらなる資金稼ぎを試みますが、「ホールさん、それって軍機密ど真ん中なんじゃあ……」と編集に止められてしまいました。
マーティン・G・マッカートニー(21才、せんださん)は名門貴族の子弟にして元将校。肉体労働が嫌いな彼は貴族パワーで執事同行という荒業をかましますが、持てるものの義務、貴族の責務を誰よりも知っています。黒幕との小気味の良い応酬はまさに「怪傑」でした。
レナンジェス・スターロード(33才、とらさん)はもうひとりの貴族。こちらは没落貴族の子弟でお家再興のために軍を志した人。此度の功績によって目的に一歩近づいた彼、マーティンとある意味好対照ですが、今後の二人の関わりが楽しみです。
スチームパンカーズでは初めてのオンセGM、いろいろ至らぬ点もありましたが、お楽しみいただけたでしょうか。いただけてたらいいな。また遊びましょう。

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