テクノロジーの進化による職住近接

今日の朝刊の一面には、私が目を通した日経、読売、朝日、産経、毎日、東京の全てに、今年の4月から6月のGDPが前年同月比で大幅減少している記事でした。日本においても緊急事態宣言が出て、苦しい日々が続きました。このような結果になってしまったのは予想がつきましたが、大切なのはこれからです。今後、コロナとどう向き合い経済活動をしていく必要があるのか、日本だけではなく、世界各国の動向が気になります。

また、本日、バフェット指標という指標を初めて知りました。それぞれの国の株式市場の時価総額を名目国内総生産(GDP)で割って算出する「バフェット指標」。日米で急騰しているとのことです。これは株価と実体経済がかなり乖離している状況を示しています。中央銀行による金融緩和でカネ余りが起きてこのような状況になってしまっています。今の株式市場の過熱には一気に崩れてしまう可能性もバフェット指数から考えられるので注視していきたいと思います。

さて、本日の本題ですが、【テクノロジーの進化による職住近接】です。

私が就活をしていた2011年頃、森ビルの採用イベント等で、「職住近接」という言葉を多く聞き、目にしてきました。森ビルの再開発は、六本木ヒルズをはじめ、大規模でとても魅力的ですし、職住近接は素晴らしい考え方だと思います。しかし、学生であった私は、そんなの無理だよ、と感じてしまっていました。それは、都心は家賃が高く、都心に住めるのは一部の富裕層のみだからです。

約10年経った昨今の社会情勢の中では、ハード面だけではなく、テクノロジーの進化によって職住近接を実現することは可能になってきました。まだまだ、世の中に浸透しきっているとは言えませんが、テクノロジーの進化は富裕層だけではなく、多くの人々に浸透できる点が素晴らしいですね。私自身もこのテクノロジーの進化に携われるような仕事ができるようにしていきたいです。生活スタイルを変えるような新しい産業をアメリカや中国に負けず、日本からも多く出していきたいものです。

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