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【富田美穂】2021.6.6 Mt.富士ヒルクライム 女子年代別11位

【目標】

85分を切ること。
試走でのベストタイムは84分(料金所から)だったので、計測地点からのプラスを考えても85分切りは絶対したい。
ただ、出来るだけ80分に近いタイムを出したいというのはあった(女子年代別で入賞狙うならこの辺かと…)。

【練習】

3月からパワトレを開始。
ローラーは平日に3〜4日、主にベース作りとしてSSTやAlpe de zwiftでのテンポ走やTTを。
週末は実走でのヒルクライムTTを含むLSDや、ヒルリピート練習をメインに行った。

5月の始めくらいから、行ける日は富士山に通い、何度も試走を繰り返して、コースを覚えた。
また、ローラーではVO2maxのメニューを取り入れ、結果的にこれが調子を爆上げしてくれた。

減量は大きく意識していた訳ではなかったけど、夫のダイエットメニューを作って一緒に食べていたので、じわじわと体重は落ちていたよう。
主食は玄米にして、基本的にメインは鶏胸肉か魚、野菜は多めに摂るようにして、お菓子やお酒は控えていた。
前日、入浴前に計った体重は44.2kgだった。

【前日〜レース前】

会場には昼頃に到着。
諸々用事を済ませて、15時半くらいから会場付近の坂で少し流す。左の外側広筋に張りを感じたせいか、脚は少し重たい。

17時にはホテルに着き、早めの夕食をとる。
温泉に浸かり身体を温めて、イナーメオイルとマッサージボールで気になる部分をケア。
19時過ぎには布団に入り、目を閉じていたら1時間くらいで寝付いていたよう。
珍しくよく眠れて、朝3時半には目が覚めた。

あんこの団子を3本食べて出発。
少し肌寒いけど、自分的にはすごく丁度いい気温。
5時には駐車場に着き、軽くアップをしてから会場へ。ローラーは1台しかなかったので夫に譲り、会場までの登りで身体を温めた。

今回は第3ウェーブでの出走。
これは3776チャレンジの特典で、出走時間が早いのは良かったが、脚力的にはかなりバラつきがあるので、脚が合う人を見つけるのは苦労しそうだなと思っていた。

【レース内容】

予想通り、料金所を過ぎたあたりから一気に人数が少なくなる。
すぐ前に、自分のペースよりやや速い人を見つけたので後ろにつかせてもらう。
後ろでも170〜175wで踏まないと着いていけない速度だったが、アドレナリンのおかげかキツいと感じず淡々と回せる。
勾配が緩い区間はとにかく姿勢を低くして、ケイデンスを少し高めにして、誰か後ろにつけそうな人につかせてもらうようにした。

5km地点で、思わぬハプニング発生。
直前にトレーニングページをカスタムしていたサイコンが自動で5km毎にラップする設定になっていたらしい…。他にページを作っていなかったので、蓄積タイムが全く分からなくなってしまった…。
やばいと思いつつも慌てても仕方ないので、5km毎のパワーや平均速度でペース配分をしていくことに。

10km地点くらいで、ずっと前にいてくれた方が急にペースアップ。
既にオーバーペースで走っていたので、これには着いていけずドロップ。
周りを見ても人が全然いないので、ここからはほぼ単独。
3合目から4合目までは強い向かい風。明らかに速度が落ちているのは分かったが、パワーだけ維持するようにしてひたすら耐える。

4合目を過ぎたあたりから、平均パワーが160wくらいまで落ちていることに気づく。
序盤のハイペースや、単独で向かい風を受け続けたことで、思った以上に消耗していたようだ。
これ以上落ちないようにだけ意識して走る。

奥庭を過ぎフラット区間に入るも、とにかく周りに人がいない。。
第4ウェーブのゴールド狙いのスーパー列車はあったけど、自分が無理に入るのはリスキーだと思ったので諦めて単独で走る。
追い風ではあったが、あまりスピードには乗れず最後の登りへ。
ラストは出し切ろうと、VO2maxで踏み抜いてゴール。

【結果】

83分36秒。
女子年代別(19-34歳)11位。

平均パワー165w(PWR3.73)
平均心拍数180bpm

目標にしていた85分切りは叶い、去年からは5分短縮出来た。
女子のレベルが年々上がっているのか、2年前なら入賞できたタイムだったが今年は叶わず…。
ただ、今の自分に出来る精一杯は出しきれたので悔いはない。


【反省点】

機材のチェックは入念に行うべきだったと反省。
タイムが分からないことはかなり不安だった。

勾配の緩い区間や、向かい風の区間ではもっとフォームやラインの取り方でタイムを短縮できたと思う。

【終わりに】

2年前にブロンズを目指して、2019年は93分で獲得出来ず。2020年は別大会になったが、88分でようやく獲得(ただしリングはなし)。
今年ようやくちゃんと達成できた気がして、とても嬉しい。

バイクは昨年のcanyonから少し重くなったけど、ちゃんと5分短縮できていた。
やっぱりエアロ効果なのか、フレームの柔らかさなのか、700cのホイールなのか…とにかくエモンダの乗り心地の良さと軽やかに進んでくれる感覚は乗っていて本当に気持ちが良い。

このような状況下でレースを開催してくれた主催者の方、ボランティアの皆様、本当に感謝しています。
そして、たくさんの応援を頂きありがとうございました!


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