お遍路もどき1日目 30Km歩きの気付き
お遍路もどき(お遍路と同じような距離を歩く)をやってみよう。ちょうど先週の日曜日。よし、決行。
まあ、手始めに10Kmほど歩くかというノリで始めた。
しかし、お遍路の予行演習を兼ねているので、それなりの準備をして掛かった。
足元はレッキングシューズを新調し、バックパックも30ℓ入るものを準備した。
そのバックパックとポシェットに、雨ガッパ上下とポンチョ、スパッツ、ペットボトル2本、本、ノートパソコン、お菓子等を詰め込んだ。
この準備に意外と手間取り、出発したのが9時頃だった。
当日は、天気が良くしばらく歩くと汗ばみ始めたので、セーターを脱ぎ、それでも暑いので、重ね着をしていた下着を1枚脱いで、バックパックに押し込んだ。
10Km歩くには、5Kmを往復すればいい。
5Km歩いた時にまだ余裕があった。
そこでもう5Km歩くことにした。
これだと、往復20Kmになる。
しかし、往路はあくまでも10Kmだ。
心理的抵抗は少ない。
10Km地点でもまだ行けそう。ということで、15Km歩いた時、もう少し頑張れば鶴来というところにある白山比咩神社にまで白山比咩神社にまで行けるということに気付いた。
となれば、当然行ってみようとなる。
結局、白山比咩神社までは、20Kmちょっとあった。
往復、40数キロだ。
復路のことは考えなかった。
いやでも帰らないと家に着けない。
なんとか歩けるだろうと思ってた。
この頃になると、お昼を回って午後になっていた。
家族が心配して車で迎えに来ると携帯に連絡があった。
いや大丈夫、自分で帰れると返事したがとにかく来るという。
まあ、がん患者でなくとも、突然30Km歩くと言えば、心配になるだろう。
比咩神社で合流した後、近くの森林公園をみんなで散歩した後、歩いて帰ると言ったら強く車で帰ることを勧められ、妥協案として、10Kmだけ車に乗せてもらうことにした。
結局、10Kmショートカットなので、この日は30Kmちょっと。家に帰り着いたのは、7時過ぎだった。日中ほぼ外に居たことになる。
さて、30Km歩いて、気付いたこと。
1.靴はしっかりしたトレッキングシューズにして、足首を固定しておくこと。足にまめができて、痛くてたまらん。
2.コンビニを見つけたら、とにかくトイレを借りよ。
こまめに、トイレをしないと途中で窮すことになる。これは、自転車の時と同じ。
3.大体10Km歩いたくらいで、疲労が出てくる。
足の指近くの豆(水泡)と腰の関節の外側が疲労してくる。
4.長時間の歩きは、意外と体幹に響く。体幹特に背筋を鍛えておかないと疲れてくると、姿勢がグダグダになって辛い。
当然、姿勢は正しい姿勢を維持しないと、持たない。
5.風が冷たかったりするので、首に巻くタオルは必須。
6.帽子も日除に必須。
7.ポシェットにお菓子やおにぎりを入れておいて、歩きながら、こまめに食べないと、止まって食べたりすると再度動き始める時、ちょっと辛い。
サポートしていただけるなんて、金額の多寡に関係なく、記事発信者冥利に尽きます。