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土星の輪の上の隣人

https://solarsystem.nasa.gov/resources/14116/stellar-horizon/

土星探査衛星カッシーニによって撮影された、土星の輪の上に光る小さな2つの点。これは、アルファケンタウリの画像です。

ケンタウルス座アルファ星は、三重連星で写真ではそのうち、A星とB星が写っているが、通常2つまとめて、アルファケンタウリと呼ばれている。

https://esahubble.org/images/potw1635a/

上の写真は、アルファケンタウリA(左側)とアルファケンタウリB(右側)。大きさは、Aが僅かに大きく、反対にBは、僅かに小さい。

2つの星は、80年に1回、地球と太陽の間の距離の約11倍の最小距離を、共通の重心のもと周回します。

3つ目の星は赤色矮星で、プロキシマ・ケンタウリと名付けられている。

アルファケンタウリは、地球から4.3光年の距離にあり、我々太陽系に最も近い恒星として知られています。
と言っても、この土星までの距離の、3万倍ほどになる。

しかし、次に地球に近い恒星は、バーナード星だが、5.96光年、約6光年先だ。1.5倍の距離がある。
人類が、太陽系以外の恒星系に移住するとした、まず、最有力候補だろう。

アルファケンタウリBを周回する惑星は、すでに発見されている。その上、このプロキシマ・ケンタウリには、ハビタブルゾーン(人間が居住可能な範囲)内に惑星が存在することがわかった。。

このように、アルファケンタウルス星系のハビタブルゾーン内に惑星がたくさん見つかると、将来、我々は、太陽系外に移住できる可能性が出てくるのだが。



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