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ALPHALPHA / Love Session (1990)
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北海道のバンド。地元の音楽レーベル「ファンダンゴ」からのリリース。
ネットに情報があまり残っていないが、キーボードを担当している寺西さんという方が現在札幌で音楽制作会社(「サウンズ・ア・ラ・カルト」という社名)を経営されているようで、その代表プロフィールページで少しアルファルファのことに触れられている。これによれば、
高校卒業後、大黒摩季がボーカルを務めていたポップスバンド 「パリス」のキーボードとして活動。ライブ等を行う。
制作では、ソニーミュージックコンテスト「Songs」の応募作品の編曲を担当。
同曲は全国大会にてグランプリを受賞。
ヤマハバンドエクスプロージョン世界大会出場バンド「アルファルファ」のキーボードとして、約3年間活動。サックスパートには現在タレントの武田真治も参加。数々のライブを行いながら、杉本彩のライブの前座、 久野かおりのバックバンド等もつとめる。
ホリプロコンテスト全道大会グランプリ、全国大会出場。
ファーストCDアルバム「ラブセッション」発売。
「アルファルファ」解散後も個人としての演奏活動も多く、「NHKのど自慢」のバックバンドや、「水鏡」でお馴染みの鈴木一平の函館公演でピアノも担当した。
ヤマハシンセサイザー「EOS」の専属インストラクターとして全道を廻り、デモンストレーション活動を行う。
大黒摩季がそんなバンドに所属していたのは初耳であるが、それは置いておいて、武田真治や久野かおりなど、センスの良い面々との交流があるということだ。
ベースとなるサウンドは比較的凡庸なニューミュージック系であるが、前述の社長=キーボーディストの力によりブラックテイストのあるアレンジが加わり、名もなきポップスにしておくには惜しいと思わせる、いわゆるライトメロウな部分が少しある。
この辺のアレンジの感覚は同時期のビーイング系にも通ずるもので、90年代J-POPのプロトタイプのようなものとも言えるだろう。
バンド自体はここで恐らく終わっているものと思うが、続いていれば大きな成長を遂げた可能性も感じる。今でこそ物理的な距離など音楽を作ったり流通させる上で足枷になることは殆どなくなったが、やはりこの時代に北海道というローカルで活動しているバンドが全国区でメジャーになるということは、相当難しいことだったのだろう。
君の胸いっぱいの愛で
太陽の季節
MY-GIRL (BE MY ANGEL)
CANDLE
EVERYBODY DANCE TONIGHT
MIDNIGHT RENDEZVOUS
NEVER STOP
SUNRISE
HAPPY X'MAS (Bonus Track)
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