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コーチング×私

THE COACHでの学びは、私の想像以上だった。

こばかなさんのファンなのもあるが、
オンライン説明会のあと、なぜか呼ばれている気がして、ワクワクして、気づいたら申し込んでいた。

slackに投稿されるみんなの自己紹介を見る。

すごい経歴の人たちばかりで、
授業の何日も前から不安でいっぱいになった。

「わたしはわたしなのだ」と言い聞かせながら授業の日を迎えた。










最終日が終わった。

授業後、自室から居間に戻ると
「充実感に満たされた顔してるね」
と母に言われた。

「そう?」と、何でもないような顔をした。


照れ隠しをしながら、心の中は、じんわりあたたかい気持ちで満ちあふれていた。

同時に、「コーチング」というものが自分の中で捉えきれないものとして、複雑さを増していた。

コーチングは答えのない世界だということを掴めたからなのかもしれないし、

いろんな感情があふれたことで、その感情を整理しきれなかったのかもしれない。



今の私にとってのコーチングを書き記しておくと


「心地よいつながり」

自分と相手を信じること、この場のすべてを肯定すること。

そして

夜の森の中、ほどよくあたたかさを感じる焚き火を、友と囲んでいるイメージが浮かんだ。

空気はちょっとだけ冷たく、澄んでいる。

それぞれが一人の個でありながら、それを尊重するような、あたたかな空気やつながりが生まれている情景。

これまでのこと、そしてこれからのことを、ちょっとだけ上を向きながら、笑いながら、語り合っている。

暗闇の中で灯る炎があたたかく心地良い。

「ここでは誰が何を話してもいい」

コーチングという炎に照らされ、

安心感と、光に包まれる。



これが、私がずっと願い、欲していた世界だったのかもしれない。





昔の自分を思い出した。


「人を傷つけるぐらいなら話さないでいよう、言葉は怖い」

「なんでみんなで幸せになれないのだろう」

14歳だった私は、考えることそのものをやめた。

辛いという感情も、楽しいという感情も、すべての心の動きに蓋をした。

今もその考えがどこかで自分に染み付いているように感じる。




しかし

コーチングを学び、

こういうつながり方もあるのだと体感し、自然と涙があふれた。

すこしだけ、救われたような気がした。









今だったらあの人を大切にできる

あの時の言葉にいっしょに寄り添うことができる

想像することができる

信じることができる。



まず自分を大切にしよう。

そしてありがとうと伝えよう。

自己の器が満ち足りるところで、私たちは出会う。


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