わたし

16歳、思ったことの記録です

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最近の記事

温かい掌、強い言葉

昔からたまに行くスーパー。そこの自販機は缶やペットボトルに入ってなくて、紙コップに入って出てくる。これが不思議で、飲んでる時に「あとこれくらいか、これくらいしか残り無いんだ」って分かっちゃうのがちょっと嫌で。終わりが見えちゃうのが嫌だった。 “人は泣いて生まれてきたんだから死ぬ時は笑いなさい”ってよく聞くけど、死んだひいばあちゃんは死んだ時泣いてたんだ。あんなに頑固な人が泣きながら死んだ。 音がピーっと鳴り続ける心電図 誰かの鼻すする音 何度も名前を呼ぶ声 医者が低い声で

    • ずっとキラキラ続きますように

      気づけば私も高校生になっていた。 気づけば私が高校生になれていた。 絶望の中学3年間、全く楽しくなかったわけでは無かったけど過酷な日々だったなと感じる 高校は同じ中学校の女の子たちが選ばなかった高校を受験した。 出席日数が足りなくてすごく不安だったけど、高校受験に成功して4月から高校生になれた。 久々に開ける教室のドア その手は少し震えていたかな。 ドアを開けると「おはよう」って言ってくれた。 その時から私の高校生活に少し希望を持てた。 些細なことかもしれないけど本

      • 花咲くかも

        5枚切りのパンはまだあと3枚ある。 よし、明日も生きよう。 でも結局朝ごはんなんて食べないんだよね ずっと3枚残ったまま賞味期限を迎えて、「賞味だからまだ大丈夫」って言い聞かせてまたその3枚が理由で生きる。みたいな 体重はMAXから10kg近く落ちた。 毎日のように泣いた。 小2から通い続けた塾を辞めた。 高校に入学できるかわからなくなってきた。 学校に行けなくなった。 リフレッシュと言って父の提案で母は仕事を休んでまで私を出かけに連れて行ってくれた。 「卒業式で親に渡