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「田中みな実」が賞賛される4つの理由

フリーに転身してはや5年が過ぎ、田中みな実さんに対する世間の目が明らかに変わった。紛れもない"人気者"となった。

「女性に嫌われる女」のシンボルかのような時代があったが、今では彼女のことを嫌う女はむしろ時代遅れかともいうように、「みな実ちゃん美しい!可愛い!好き!なりたい!」とまで賞賛する女性が半数を超えている。

最近は番組でもこの理由について議論される場面が多々あるが、今回はそこでは触れられなかったことも含め、女性の深層心理に迫っていきたい。

理由①「ぶりっ子は正当」という新しい発想

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彼女は、ぶりっ子、あざとさは、女性として使える武器の1つで、戦略的手段として使ったまでだと言い切った。

今まで、あざとい・ぶりっ子な女性は、世の中に沢山いたものの、彼女たちがする男性への行動は"正当じゃない"、"悪"として評価されてきた。

そのため、誰もその行動を自身であえて公言するような人はもちろんいなかった。

そこに田中みな実さんが「ぶりっ子でなにが悪い」と潔く言い放った。

この勇気ある言動に、カッコ良さを感じ、また一方でぶりっ子に正当性を感じる女性たちが出てきた。

理由②「ぶりっ子は一種の芸」という認識の転換

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芸人は人を笑わす、田中みな実はぶりっ子で人を笑わす。彼女のぶりっ子は振り切れているため、爆笑が起きることがある。

ある種のお笑いではないか?

「ぶりっ子芸」だという認識に変わった瞬間、女性たちはぶりっ子になんの嫌悪感や、妬みを抱かなくなり、むしろ面白い!尊敬!の眼差しとなった。

理由③「女子アナ」の勝利

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今まで女子アナといえば、制作やプロデューサーなど男性陣の言いなりになったり、彼らに媚びたり、"男性の下"に成り下がっているイメージだった。

一方、彼女は"媚び"を手段とし、むしろ男性を操り、結果男性より稼いで、その上に立ったというフェミニズム的観点からも賞賛されたのではないか。

これは深読みしすぎかもしれないが、要は、今までこういう女子アナっていなかったなという話だ。

理由④天性ではなく、努力

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彼女は、自分の美は天性ではなく、努力しているということを隠さなかった。ここに親近感をもった女性が、自分も努力で彼女のようになれるかも?と期待感を抱くようになったのだ。

これはモデルが太らないために死ぬ思いで努力していることを明かすことで、女性が好感をもつことに似ている。

ただ、モデルのスタイルは天性的なものもあるため、彼女のような平均的な身長、日本人の顔立ちは、多くの女性に好感や親近感を抱かせるのだ。

以上のことが言えるが、これはあくまで私の意見であるため、異なる考えの方がいてもおかしくない。

そんな私も彼女が素敵だと思っているうちの1人だ。


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