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イブの夜に男性ブランコがくれた灯りについて


こんばんは


ひさしぶりの投稿です。

はじめたばかりのnoteに早速♥をつけていただいてびっくりしています。また、似た境遇の方とつながることができ、とても嬉しく思いますし居心地の良さを感じています。

ハーフとしての日々の思考よりも趣味や好きなことの投稿が続きそうなのですが 読んでいただけると幸いです。



いまは実家で過ごしており春からの入社に合わせて再び上京する予定なのですが イブの日に行われる好きな芸人さんの単独コントライブのチケットを手に入れることができたのでクリスマス前後を東京で過ごしました。


M-1も終わり、ずっと楽しみにしていた単独ライブも終わり いよいよ2021年の終わりを感じています。


草月ホールで行われた男性ブランコの「てんどん記」を拝見しました。

「お笑い」自体は長いこと好きで 番組を見たりYouTubeチャンネルを見たり劇場に足を運んだりとしていたのですが 単独ライブに行くのは今回が初めてでした。


コントに笑い以外の感情を入れたいとおっしゃっていたおふたりの本気を真正面から食らった1時間半でした。

男性ブランコのコントはいつもわたしの知らない世界とそれを伝える綺麗な言葉を教えてくれます。

「この先はどうなるんだろう」と最大限にワクワクさせてたくさんのことを考えさせて期待させてくれるのに それまでの伏線をすべてきれいに回収しながらわたしの考えと期待を裏切ってくれます。何回も何回も見たくなるし 新しいコントももっともっと見たくなります。

公演中はもちろん、終わってからの電車でも そして今でも様々な感情が頭蓋内をずっと渦巻いており 「男性ブランコ」を思いっきり食らった1時間半だったなと余韻にひたひた浸かっております。

「感想や考察でコントの輪郭がより色鮮やかに明確になる」ということを知りましたし 男性ブランコに出会ってそうした経験をさせてもらっていることに感謝感謝です。

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おふたりの伝えたかった1時間半とわたしの1時間半の解釈があっているのかはわかりませんが 日々の生活の「曇天」の中でも「晴天」を見つけながら歩んでいくためのヒントをたくさん教えてもらったと感じています。


人生を歩み続けるのは楽しい半面 気が遠くなるしいろんなことを見失ってしまうことがあります。嫌なことや悲しいことがあるとこの先ずっと人生が暗いまま進んでいくような気がするし 希望や灯りなんてないんじゃないかとあきらめたくなってしまいます。でもそのときは雲に隠れて見えていないだけで 実はわたしの進む道も太陽が照らしてくれているのかもしれないなとさあさんとサラリーマンを見ていて思いました。

サラリーマンにとってのさあさんのようにそれが「太陽」という物体ではないかもしれないけど わたしの行く道を照らしてくれる太陽になり得ってくれているものを見失ってはいけないなと背筋が伸びたのでした。


狭い狭いと思うより広い広いと思っていたほうがおもしろいという先生のことばには胸を打たれました。

ありふれた表現になってしまうけど 自分で自分の視野を狭くしないで歩んでいきたいものです。壁にぶつかってしまってもたやすく絶望をせずに その先の広い広い世界にも視野を向けることを忘れたくないです。

関心の外には自分の知らない世界が待っていると思うから。

でも近くにいてくれるものにも感謝の心を失ってはいけないですね。


そしてなにより男性ブランコのおふたりがわたしの道を「晴天」に照らしてくれる灯りのひとつであることを身に染みて感じました。染身染身。

もうこれ以上生きていくことが難しいのではないかと思っていたときに男性ブランコに出会ってみるみる元気になれたように この先も端っこのないまるい世界でいろんなものに出会っていくのだと思います。

その出会いの機会を失わず、楽しめるためにも広く広くと思って生きていきたいです。


太陽のようなおふたりのつくる世界を食らうことができてほんとうに幸せでした。わたしにとっては太陽というよりスーパーヒーローでありお医者さんですが!(?)

草月ホールに響く拍手をからだいっぱいで浴びるおふたりがとてもとてもまぶしくて美しかったです。


てんどんさんに海老天でしばれないようにいい子にします!

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