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Excelでは表現したこと無いグラフ表現:地図表現〜DATA Saber挑戦日記〜

こんにちは。yonです。
今年の3月からTableauの勉強をはじめて、DataSaberという資格に挑戦しています。DataSaberは90日間の期限付きで挑戦する資格です。
チャレンジ期間も終盤に差し掛かったということで、今まで習ったことを復習する意味でもブログにまとめたいと思います。

Excelでは表現したこと無いグラフが簡単に作れる!

Tableauを勉強しながら色々と驚くことが多いです。
今までデータ分析やグラフ作成などは、Excelで作っていたし、割と得意な方だと思ってました。
しかし、Tableauを使いだしてから、直感的かつシンプルに沢山のグラフ表現を使用することが出来ます。
その一つの地図表現をご紹介します。

都道府県別の利益額を地図を使って表現!

皆さんは都道府県別の利益額をグラフ化してと言われたらどんなグラフを思い浮かべますか?
私は真っ先に横棒グラフを思い浮かべました。以下のような形ですね。

これでも答えとしては正しいですね。都道府県別で利益額が表現できています。
ただ、Tableauを使えば簡単操作でこの利益額を下記のようなグラフで表現することが出来ます。

上記のグラフでは都道府県別に青〜赤色に色分けされていることが確認できます。
この意味は青色が濃ければ利益額が高く、赤色が濃ければ利益額が低いことを意味します。
先程の横棒グラフでも都道府県別の利益額は表現できていましたが、地図上で見ると、太平洋に面している都道府県で、赤字が多くなる傾向があるという事が、直感的に見て取れます。
この様に棒グラフでは気付けなかった点を、グラフ表現を変えることで新たなインサイトを得るきっかけになるかも知れません。

設定はとっても簡単!

このような地図に利益額をプロットすることは難しいと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、Tableauを使って行うととても簡単でした。

はじめにディメンションとして登録されている都道府県を右クリックし、地理的役割→都道府県を選択します。

次に地理的役割として作成された都道府県を詳細にドラック&ドロップするとグラフに日本地図が表示されます。その後に利益額を色にドラック&ドロップすると先程の地図が完成します。

さいごに

いかがでしたでしょうか。とても簡単に都道府県別の利益額をマップにプロットすることが出来ました。
今回のブログではTableauのビジュアル表現の豊富さや、設定の手軽さについて解説しました。
最後にお伝えしたいこととしては、ここまでビジュアル表現について解説しましたが、分析において最も重要なことは課題(Task)です。
この認識を疎かにすると、ビジュアルだけが独り歩きする、何の気付きも得られない表現となってしまいますので、自戒を込めて最後にお伝えいたします。
しかしながら課題(Task)が明確であれば、あとはそれを表現するのにTableauだとシンプルにいろんな表現を使用することが出来ます。
是非一度お試しください。



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