見出し画像

通勤中に考えたこと

 昨日、通勤中にとなりに座った人が、無料配布されている求人情報誌を見ていた
 情報誌の中身の写真は笑顔のスタッフらしき人がたくさん載っていて、私がお世話になっていたときと、デザインは代わり映えしてないらしい

 何十年も前は、求人情報誌ってザラザラした紙で、ある程度の大きさがあって、その中から気になる求人を切り取ったり、丸を書いてページの角を折ったりしていた

 ドキドキしながら電話して面接の申し込みをした

 懐かしい思い出がよみがえった

 今は、アルバイトも就活もパソコンやスマホでできるようになったし、どんな人に紙の求人情報誌は需要があるのかな、とも考えた

 でも、よく考えたら新聞も今は電子版があるし、本や教科書だって電子版がある
 仕事先のダイレクトメールもハガキや封書ではなく、メール配信やLINEになった

 いつか、紙媒体って消えてしまうのか、紙の本ってなくなるのかな、と考えた

 でもすぐに、無料配布の情報誌が街なかにある限り、紙媒体を必要とする人がいるってことだから、紙の本も新聞もなくなることはないだろうと考えなおした

 電子版と紙で内容が変わるわけではないけれど、それぞれが必要とする情報の受取り方には違いがあって、自分が受け取りやすいものが消えないといいなと思う

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?