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嫉妬心から自由になる極意:希望・理想・憧れ理論(2)

(中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。)

君はこれからいくら頑張っても到底追いつけない人物に会う。
それもいろんなジャンルで、多くの人に。

私はそういう時、正直言って、劣等感のような感情を抱いた。
それとちょっとした怒りのような感情も、だ。

しかし、そういう感情を抱くこと自体は、ひとつも悪いことじゃない。
そうなりたいという希望、今ある現実とは違う理想を抱いていて、強い刺激を受けたからだ。

とはいえ、それを負の感情のまま抱き続けて、他者に対してマイナスの言葉を吐くようでは駄目だ。

そんな必要は無いのだよ。

「はっ! 自分に無いすごいもの、素晴らしいものをこの人は持っている!」と素直に認め、受け入れ、反対に憧れればいいのだ。

憧れ続けていると、自然とそれに近づいていくものだよ(笑)。

その憧れも、成長ないし変化していく。

自分自身がそのレベルに到達した頃には、すでに憧れではなくなっている。

だから、嫉妬のようなものを感じさせる人物や事象には、大いに感謝してしかるべきだ。

世の中、そういうものなのだよ(笑)。

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