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難局に正しく対応する極意:問題は何か理論(1)

重要な問題が生じたら、私自身が何度も試して、確かに優れた方法であり、新型コロナウイルス禍が蔓延する時世だからこそなおのこと、ぜひ紹介したい極意があります。

それは、ディール・カーネギーの『道は開ける』 How to Stop Worrying and Start Living に紹介されている自問自答の方法です。

問題や悩みがあるとき、次の問いと答えを紙に書き記す、というものです。
① 問題は何か?
② 問題の原因は何か?
③ 問題に対するあらゆる可能な解決法は?
④ どの解決法を提案するか?

私はこれを実地に何度も何度も使ううちに、次のように質問をより具体的にしました。
1.問題点・課題(問題は何か?、どうしたの?)
2.原因・事実(原因は何か?、関連する事実は?、どうしてなの?、どうなってんの?)
3.対応(何ができるか?)
4.結論(どうするか?)
5.結果(どうなったか?、どうだったか?)

私は重要な問題については、これをパソコンに書き込んで対応してきました。
これによって、慌てて誤った方向に進んでしまうのを避けられたと思いますし、概ね正しい方向に進めたのではないかと自負しております。

結果(どうなったか、どうだったか)まで書くのが工夫点です。
それは全て記録を残してあり、その時の状況も心情もはっきり再現できますので、読み返すのが楽しみでもあり、自己革新の最高の教材でもあります。(笑)(極意塾投稿No.247)

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