自分を知る極意（９）：鏡理論（５）

自分自身を正しく知り、変革をもたらし、もっと楽でストレスが少なく、もっと楽しくて、もっと豊かで、もっと幸せを感じていられたら素晴らしいではありませんか！

人は鏡というならば、自分もまた他人にとっての鏡です。
私自身はまったく同じで何ら変わりはないはずなのに、人によってまったく正反対のことを言われることは珍しいことではありませんでした。

ことに批判の言葉を浴びせてくるような人を見ると、「私の事をおっしゃっているようですが、私についての知識は何一つ増えませんでしたね。しかし、貴方についての知識は大いに増えましたよ」などと言ってやりたくなることが何度もありました（笑）。

私のことを「ハンサムだ」とか「格好いい」とかと言ってきた方は、例外なく美男美女でした（笑）。（その逆もあったであろうことは想像にお任せします。笑）
私のことを「暗い」と言う人は皆暗い人でした（笑）。
私のことを「明るい人ですね」とおっしゃる方は皆明るい方でした（笑）。

お互いに相手を見ているつもりで、実は、お互いを鏡にして自分自身を見合っているのかも知れませんね。
他人の欠点が氣になるのは、実は同じ欠点を自分が持っていて、それを直すタイミングなんですよと教えてくれているのだと思うと、人間関係のストレスが大幅に減っていく可能性がありますね。（極意塾投稿No.304）