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目標達成の極意

自己啓発については、ずいぶん研究したものです。本だけでも千冊以上になったでしょうか。講演も随分聴きましたし、ビデオ、DVD等も、興味をそそられたものはほとんど全部見てみました。もともと自己教育をテーマにしていたものですから、今でも自己啓発系のものは読んだり聴いたり見たりしていて単純に楽しいですね。

自己啓発系の中でも、成功の方法、目標達成の方法というタイトルのものは非常に多いですね。拝見すると、大概が複雑で、難解で、実行するのが難しいものになっています。何十時間という膨大な時間と、何十万円というお金がかかる仕組みにしていたりしますね(笑)。「成功哲学で成功しているのは、それを教えている人だけだ」などという皮肉もよく聞きました(笑)。極意塾のコンセプトは、およそ誰でも、すぐに、簡単に出来て、すばらしい効果がある、ということですから、こうしたものとは真逆の方向を目指しています。行き着く先は同じ筈ですが(笑)。


極意塾の勧める目標達成の方法
『後頭部を叩きながら達成したい目標を唱える』

笑っちゃうでしょう。しかし、私はこの技でどれほど生活のパフォーマンスが上がったか、計り知れないほどです。例えば、明日は始発快速に乗らなければならず、それには4時に起きないと、というときは、後頭部を4回叩きながら、「明日は4時起き、明日は4時起き‥‥」と唱えます。これでOKです。実際問題として、この技で、4年間、毎週火曜日、4時30分の電車に乗るという実践を一度も失敗することなく200回連続で達成できました。今も日に何度となくこの技を使って、その都度効果を確認しています(笑)。

叩く場所は後頭部だということには極意塾としては、次のように意味付けしています。
①本能行動、情動行動の中枢である視床下部を刺激する
②脊髄から仙骨、さらには臍下丹田にまで響き身体全体で納得統一する
要するに、全身全霊で目標を確認し全身全霊を統一させるぐらいの意気込みで叩くわけです。身体と心、全体で決心する、と言ってもいいでしょう。すなわち、これは心を決めて統一する「決心の技」と言ってもいいでしょう。
これを真剣にやりますと、本氣で念じていない目標には違和感が生じます。嘘は通じないですね。かえって反発が生じます。だから真に目標として正しいかどうかのチェックにもなります。

叩く回数が4回というのにも意味があります。
1回目は形。2回目は心が身体を動かす。3回目は心が身体を動かす感覚をわかった上で行う。4回目は3回目の感覚の記憶。(5回目以降は4回目の繰り返し)。


理屈はどうあれ、4回やると効果が最高になり、5回目以降はやってもやらなくてもあまり変わらないと極意塾ではとらえています。ただし、4回をセットとして、このセットを多くやればやるほど効果が出ます。
要するに、思い出す度これをやるといいということです。


この技は、自分の行動についてのみ利く技です。他人様への期待等にはまったく効果はありません(笑)。また行動の結果についても直接の効き目はありません(笑)。「あの子は僕を好きになる」「宝くじが当たる」とかと何回後頭部を叩いても、何の役にも立ちません(笑)。


なお、この技は、天風会のセミナーで教えていただいたものです。その時は「潜在意識さん」と呼びかけつつ後頭部を叩くというものでした(笑)。ただし、太古以来の「祈り」も、原理的にはこの方法と一緒だろうと見ています。(極意塾フェイスブック投稿No.009)


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