見出し画像

豊かさを実感して生きる極意:持ってないけど有る理論(3)

いつも豊かさを実感して生きていられたら素晴らしいではありませんか!

持ってないけど使えるものがたくさん有ると考えると、「豊かさ」を実感して生きることができますよ、という話です。

人間は基本、無い物ねだりのようです。

実は十分豊かなのに、すでに有るものには目もくれず、無いものにばかり氣を向ける傾向があります。

(しかし、これも安全で豊かな状況を得るための習性のようなもので、けっして悪いばかりのことではないようです。)

例えば、乗り物。
自動車の例は既に出しましたが、電車、バス、飛行機、船、等々‥‥私は何一つ持っていません。

しかし、乗ることが出来る電車、バス、飛行機、船は、既に数限りなく有ります。

しかも、自分で運転する必要もなく、安全快適で、性能もどんどん良くなっています。

何年か前、イギリス縦断の旅に行ってきましたが、「持ってないけど有る乗り物」にたいへんお世話になりました。

飛行機‥‥所有しようとしたら大変なことになります(笑笑)。

しかし今や、一般庶民の私でも、飛行機を所有し維持管理するのにかかる費用と比べると、超超超格安の経費で、羽田からロンドンまで、約12時間弱で行けてしまうんですね。

今でこそ「そんなの当たり前じゃないか」と言えますが、たった150年前だったらどうでしょう?

あり得ない、考えられない、信じられない事です! ‥‥

飛行機ばかりでなく、電車もバスも船も、持ってないけど有る、そして使えるものが、世界中に無数に既に有るのです!

私たちは先人たちには信じられないほどの「豊かさ」の中に生きていると言えます!

しかし、その「豊かさ」は、すべて先人たちの発明、労働、改良、蓄積によって築かれた「豊かさ」です。

問題は、その「豊かさ」を実感出来ているかどうかですね。

「豊かさ」を感じるのは簡単です。
持ってないけど有るものの恩恵を数えてみればいいですね。

先人たちから受けている恩恵を数えると感謝の念が生じます。

その時同時に「豊かさ」を実感出来ます。(極意塾投稿No.119)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?